レアル退団が決まったホセル…“人生のチーム”での日々を回想「生涯で最高の1年を過ごせた」

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2024年06月29日 06:30  サッカーキング

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アル・ガラファへの移籍が発表されたホセル [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードからアル・ガラファへの移籍が決まったスペイン代表FWホセルが、“白い巨人”で過ごした日々を振り返った。28日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が同選手のコメントを伝えている。

 現在34歳のホセルは、セルタの下部組織から2009年にレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)へと加入し、2011年にはトップチームデビュー。その後は、ドイツやイングランドでのプレーを経て、2022年6月にエスパニョールと3年契約を締結した。迎えた2022−23シーズンは、チームが降格となったなかでリーグ戦34試合出場16得点をマーク。古巣であるレアル・マドリードにレンタル移籍した2023−24シーズンは、途中出場が主ながら公式戦49試合の出場で17ゴール3アシストを記録し、クラブのラ・リーガ制覇やチャンピオンズリーグ優勝に貢献した。

 そんななか、28日にレアル・マドリードはホセルのレンタル移籍に付帯していた買い取りオプションの行使に加え、同選手がアル・ガラファへと移籍することを発表。現在、スペイン代表の一員としてEURO2024に参加中のホセルは、「その時が来たんだ。生涯で最高の1年を過ごせたレアル・マドリードにただ感謝するだけだ」とコメントしている。

 また、「人生のチームでプレーし、『ベルナベウ』でゴールを決め、タイトルを獲得するという夢を叶えた」とレアル・マドリードでの充実した日々を回想。カタール移籍については、「とても複雑な決断で、長い時間をかけて考え、最終的には最善の選択だと考えた。家族や周りの人たちとも考えた。そのために多くの犠牲を払ったが、正しい選択だった」と葛藤を明かしながら見解を示した。

 さらに、「マドリードでプレーする機会を得たこと、そして経験した瞬間は、僕のキャリアの中で決して忘れることはないだろう。バルデベバスに初めて足を踏み入れた日から、再び『ベルナベウ』でプレーした日、世界最高の選手たちとプレーした日。一生忘れない」と告白。加えて、「僕は競技を続けたいし、成長を続けるリーグで3年近く契約するチャンスを得た。今の年齢でこの契約を勝ち取ることは、子供たちの将来にとって重要なことだ。子供たちがとてもよく成長できる街だし、家族を中心に決断することが重要だった」と新天地にアル・ガラファを選んだ理由を述べている。

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