「見えてたよ…」と言われ大後悔！ダイエットに成功した30歳女性、短パンで“赤っ恥”のワケ

海やプールに、お祭り、花火大会。夏はイベントの機会が増えるだけでなく、毎日薄着で過ごすことも多いので、ダイエットや自分磨きに力を入れる女性が増える季節です。

「今年の夏こそダイエットを成功させる！」そう意気込んでいた山中美緒さん（仮名・30歳）は、ちょっと恥ずかしかったあるエピソードについて語ってくれました。

◆彼氏との旅行に向けてダイエットに専念！

「私、毎年夏前になったら痩せようと思うんですよ。でもなかなか結果に結びつかなくて。でも、あの年の夏はいつもと違ったんですよね。1年ぶりに彼氏ができて、夏に一緒に沖縄旅行に行く話になっていました。『もう今年の夏は何が何でも痩せてやるんだ！』とはりきっていました」

例年になく本気モードだった山中さんは、必死にダイエットに取り組んだのだそう。

「糖質制限は徹底しましたし、ダイエットに良いとされるサプリも試しました。そして一番頑張ったのはランニングです！ 毎日ちょっとでも時間をつくって走ることで、目標の沖縄旅行までになんと4キロも瘦せることができました」

もともとはふっくら体型だった山中さん。痩せたことで無事に理想とする体を手に入れ、彼氏との沖縄旅行もかわいいビキニを着て楽しんだのだと話します。

◆気づけば痩せた後もランニングが趣味に

初めてダイエットに成功した山中さん。ダイエットによって変わったのは体型だけではなかったのだとか。

「これまでスポーツはまったくしてこなかったんですが、ランニングにハマっちゃいまして。ちょっとずつ走れる距離がのびる楽しみや、気分転換になる魅力に目覚めて、ダイエットをやめてからも定期的に走っていました」

近くの公園を走ったり、ランニングの練習会に参加したり、ハーフマラソンのレースに出場することも。夏に向けたダイエットが終了してからもランニングを続け、沖縄旅行の時よりもさらにスリムな体型になっていったそうです。

◆ストレッチ中に思わぬ落とし穴で「赤っ恥！」

そんなある日、山中さんに悲劇が訪れます。

「天気の良い休日、ランニングの練習会に参加していました。参加者は20名ほどでしょうか。ランニング前にコーチを囲んでみんなで輪になり準備運動をしていたんですけど、足を広げて前屈になるストレッチを結構長い時間をかけてしていました。私は何の違和感もなくやっていたんですが、仲間が後から『ランニングパンツの股の隙間から、見えてたよ。毛が……』って教えてくれて（笑）」

その仲間は山中さんのちょうど斜め前に対面になって座っていたからこそ気づいたそうでした。彼女以外の参加者が気づいていたかどうかは、定かではありません。

「ダイエットの成果で、履いていたランニングパンツはかなりサイズダウンしていました。まだ履けると思って、少しブカブカでも気にせずに履いていたのが良くなかったですね」

まさか、股の隙間までスカスカになって中が全開になるなんてことは、すっかり盲点だったと話します。

◆見えない部分をケアする大切さを教訓に

「デリケートゾーンの毛の処理を怠ってしまっていた、最悪なタイミングのできごとでしたね。夏も終わったしもういいかなと放置してしまっている自分がいたのも事実です。下着が見えただけならまだしも、毛がオープンになってしまっていたなんて、めっちゃ恥ずかしい！」

それ以降、山中さんはランニングパンツのサイズを見直したことはもちろん、デリケートゾーンの処理も日々怠らないように気をつけるようになったと話します。

ダイエットなど目に見える部分は気にしていても、目に見えない部分は見逃しがち。夏に向けて、普段見えない部分のケアも怠らないように気をつけたいものです。
＜取材・文／萩ゆう　イラスト／やましたともこ＞

【萩ゆう】
住むところは中国地方や関西など、全国各地を転々と暮らすWebライター。温泉メディア、女性メディアなどで執筆中。特技はマラソンでフルマラソン3時間ギリの記録をもつ。