私はミオから聞いたことをそのまま夫に伝えることにしました。すると夫は憤慨。「マリカが意地悪を言うのは姉ちゃんのしつけの問題」とすぐに抗議の電話をしました。しかし義姉は私たちの気持ちを知ってか知らずか平然と答えます。
夫はかなり激しい口調で抗議をしています。いつの間にかミオもそばにきて、夫と義姉の会話を聞いていました。ミオが怖がるかと心配しましたが、むしろ安心したように見えました。自分のことをかばって怒ってくれていることが分かったのかもしれません。
それからは義実家で顔を合わせても、ミオがマリカちゃんから「一人っ子だから」と言われることはなくなったようです。さすがに義姉も、私たち家族への配慮がなさすぎたと反省したのでしょう。やがて子どもたちの成長につれて義姉家族と会う機会は自然と減っていきました。
今となっては、義姉がどう思っているかはそれほど大した問題ではありません。それよりもミオに「一人っ子」であることへのネガティブな感情を持たせないことが大切だと考えています。義姉の偏見じみた言葉に強く抗議した夫の思いを、ミオも受け止めてくれたようでよかったです。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子