【写真】「タイガービール」が合う〜! 屋台の味わいを表現した“3種セット”が最高
■パクチーは添えるだけ
今回開催される「シンガポールフェア」は、「ロイヤルホスト」初の海外直営店が、シンガポールのチャンギ国際空港隣接の「Jewel Changi Airport」内にオープンすることを記念したフェア。1998年に初めて開催した「シンガポールフェア」以降、今回で4回目となる本フェアでは、シンガポールの食文化を感じることのできる「ホーカー(屋台)」料理に注目したそう。開発チームが実際に現地に視察に行き、現地の味わいを吟味して、「ロイヤルホスト」風に仕上げたこだわりのメニューが並びます。
「シンガポールの屋台ってどんな味?」と気になる人におすすめしたいのは、3つの味わいがセットになった「ホーカー定食〜チキンライス・ラクサ・海老のサテーセット〜」。こちらは、シンガポール料理の定番「チキンライス」、「ラクサ」、そして「海老のサテー」を一度に満喫できるセットメニューです。
麺料理の「ラクサ」は、スパイスやココナッツミルク、海老のだしが効いたスープのコクと香りがたまらない一品で、海老や魚のすり身団子&ゆで玉子が添えられています。個人的にこのすり身団子は、「テイクアウトして食べたい!」と思うくらいぐっときました。一口かじるとプチっとした歯ごたえのある食感で、嚙めば嚙むほどに魚介の旨味が口いっぱいに広がります。日本風に言えばちょっと硬めのかまぼこみたい!
また、「シンガポールチキンライス」は、本来は柔らかくゆでた鶏肉とそのスープでご飯を炊くところ、本フェアでは国産「みつせ鶏」のむね肉を柔らかくしっとり蒸しあげ、香り高いジャスミンライス添えにアレンジ。とり肉は、むね肉とは思えない柔らかさで、生姜ソース、ガーリック入りのチリソース、甘じょっぱいダークソイソースを好みの合わせてかけて味わえば、最後まで飽きることなく堪能できます。「ラクサ」のスープに浸して食べるのもおすすめ。ピリっと旨辛さが後を引きます。
そして、本セットで個人的No.1が「海老のサテー」。有頭海老を店舗で1本ずつ丁寧に串に刺し、ピーナッツ、レモングラス、カレーパウダーなど、甘みのあるソースでマリネして香ばしく焼き、ピリ辛のピーナッツソースを添えた一品です。海老の旨味とカレー香るソースが相性抜群で、冗談抜きで何本でも食べられそうなほど。フェア限定商品の「タイガービール」と合わせれば、まさに現地の屋台にきたかのような気分が高まります。
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このほかにも、真鯛、海老、帆立などの魚介を使用した「シンガポール風 港町のシーフードカレー」や、定番の「黒×黒ハンバーグ」にオマール海老のグリルを添えたセット、海老、ピーナッツ、コリアンダーをトッピングした「アジアンサラダ」なども用意。
フェアメニューにはパクチーを使用しているのですが、基本的にお皿に添えるor商品の上に乗せる形で提供。パクチーが苦手な人はそのままそっとよけたり、パクチーが好きな人におすそ分けしたりできるのはうれしいポイントです。シンガポール料理には、パクチーが入っていることが多く、「食べたいけれど食べられない」経験をした人も少なくないはず。そんなパクチーが苦手な人たちへのさり気ない心配りがステキすぎます。ちなみに、一部メニューはパクチーが混ぜ込まれているものもあるそうですが、大のパクチー嫌いの筆者でも、気にすることなく味わえました。気になる人は注文前に確認すると安心かもしれません。
暑さが厳しくなるこれからの季節、ピリっと旨辛なシンガポール料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?
【「シンガポールフェア」概要】
販売期間:7月11日(木)〜9月中旬予定 ※8月10日(土)〜8月18日(日)を除く
販売店舗:「ロイヤルホスト」 ※一部店舗を除く