一級建築士試験に合格して4月に就職し、同じく4月から東京と秋田県東成瀬村での2拠点生活を開始するなど、話題満載のYouTuber・いけちゃんが、約1年ぶりに7月1日（月）発売『週刊プレイボーイ29号』のグラビアに登場！ 家を飛び出し、あてもなくさまよい、たどり着いた先は――。
＊ ＊ ＊
■東京と東成瀬村で夢の（？）2拠点生活
――約1年ぶりの週プレ登場となりますが、まずは悲願の一級建築士試験合格と建築事務所への就職、おめでとうございます！
いけちゃん ありがとうございます！ 2年かかってようやく取れたので、素直にうれしいです。
|
|
|
|
――そんな中、久しぶりのグラビア撮影はどうでしたか？
いけちゃん 久しぶりすぎて不思議な感じでしたけど、楽しかったですね。「そういえば私、グラビアやってたな〜」って（笑）。
――4月から、秋田県東成瀬村の古民家に移住して、東京との2拠点生活を始めたんですよね。
いけちゃん ずっと古民家再生による地方創生に興味があって、東成瀬村の「地域おこし協力隊」に加入しました。YouTuberなので、当面は古民家再生などの動画を自分のチャンネルにアップしつつ、ゆくゆくは古民家の一部をイベントスペースに利用できるようにしたりして、地域に貢献していきたいと思ってます。
――東成瀬村は、東京から片道約6時間。移住を決めた要因は？
|
|
|
|
いけちゃん 地元が秋田なのと、東成瀬村にあるIT企業の決算報告会でMCをやった縁もあって、移住に好意的だったんですよ。
――IT企業決算報告会でMC!?
いけちゃん いろいろやってるんですよ（笑）。それに、もともと秋田はそこまで好きじゃなかったけど、今はいい所だと思うようになりました。
前までは秋田の村に移住するなんて考えてもいなかったけど、秋田出身で私のことを覚えてもらう機会も多いし、東京に来てからわかった秋田の良さもあるし、だったら自分ができることで地元に貢献したいなって。
――それにしても、YouTubeに建築事務所の業務、古民家再生、グラビア活動と、忙しすぎるんじゃないですか？
|
|
|
|
いけちゃん やりたいことをやってるから楽しいし、人生としては最高なんですけど、確かに忙しすぎて睡眠時間が少ないっていう悩みはあるかも（笑）。移動も多いですし。今も、実は大阪にいるんですよ（笑）。
――このリモート取材は大阪から！ ちなみに、大阪で何を？
いけちゃん クイズ大会のイベントに参加していて、その次の日に西成に突撃する動画を撮って、ホームレスの方たちにも話しかけたり。一緒に夜中まで飲み散らかして、めっちゃ仲良くなりましたよ！ その翌日が今（笑）。
――その行動力や好奇心って、どこから生まれてくるんですか？
いけちゃん 自分でもわからないです（笑）。もともとぼっち系コミュ障だった私が、なかなかひとりじゃ行けない所にひとりで行き、そこで楽しんでる動画を撮って。それを見てエネルギーを吸収してもらい、自分でも一歩踏み出したり、ひとりでなんでもできるようになる人が増えたらいいなと思ってます。
――これからもひとりでいろんな場所に行って、いろんなことを？
いけちゃん します！ ひとりじゃハードルが高い所に行くのが好きなんですよ。だから、次はインドとかに行きたいですね。
――YouTube、建築、古民家再生、グラビア以外に、新しく挑戦したいことはあります？
いけちゃん もうすぐ、新しいことに挑戦しますよ。陸地じゃなくて海の中が見たい、探検したいと思ったので、島に行って潜るんです。泳げないんですけど（笑）。
――どうするんですか（笑）。
いけちゃん 今から練習します！ 形から入るタイプなので、もうウエットスーツも買っちゃいました（笑）。あとは、地元のCMやテレビ番組に出てみたいです。
――移住した古民家は、東成瀬村の前村長の元住居だとか。村への貢献が村民の支持を集めた末に、いけちゃん村長誕生の可能性も？
いけちゃん それはさすがにないです（笑）。ただ、今も自分で想像してなかった人生を送っているし、この先もきっと想像できない人生を送っていくと思います！
スタイリング／八杉直美 ヘア＆メイク／哘 絵美子
●いけちゃん
1997年9月20日生まれ 秋田県出身
○2019年9月からYouTubeを開始。今年4月に、秋田県東成瀬村地域おこし協力隊に着任。同時に、東京と東成瀬村で2拠点生活を開始。YouTubeのメインチャンネルとは別に、��自給自足のサバイバル田舎暮らし��の動画を配信するチャンネルを設立。ファースト写真集『いけとりっぷ』（集英社）が発売中。
公式X【@ikechan0920】
公式Instagram【@ikechan0920】
YouTube：メインチャンネル【@ikechan0920】
YouTube：村人いけちゃん【@ikechan.villager】
取材・文／大久保和則 撮影／藤本和典
IT・インターネット
