【プロキオンS見どころ】破竹の勢いヤマニンウルスの5連勝に期待

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2024年07月01日 11:00  netkeiba

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プロキオンSに出走予定のヤマニンウルス(ユーザー提供:みょんさん)
 衝撃的なデビュー戦圧勝のあとは、長い休養を挟みながら4連勝をマークしているヤマニンウルス。昇級初戦で重賞になるが、能力はむしろ上。坂路で丹念に乗り込んで上々の仕上がりで5連勝が濃厚。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■7/7(日) プロキオンS(3歳上・GIII・小倉ダート1700m)

 ヤマニンウルス(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)は2年前の小倉でデビュー戦を迎えたが、スムーズに2番手を追走すると、3角手前で一気に先頭へ。そこからは後続を離す一方で、2着につけた着差はなんと4.3秒。2着馬ゴライコウはJBC2歳優駿を勝ったようにレベルも高かった。そこから2連勝して臨んだ前走の雅Sは小差とはいえ、馬なりの実質圧勝で、インパクトの大きい勝ちっぷりだった。580キロ台という超大型馬だが、これまでの戦績が示す通り、久々は苦にしないタイプ。ここも勝って、無傷の5連勝で重賞初制覇を果たす。鞍上は武豊騎手。

 安定したレースを続けるデシエルト(牡5、栗東・安田翔伍厩舎)は初めての1700メートルになるが、最近は詰めの甘さがあり、初めての距離がもむしろ好材料か。皐月賞と日本ダービーでは大敗したが、それ以外は大崩れがない。小回りの小倉で期待ができそうだ。鞍上は岩田康誠騎手。

 その他、帝王賞を勝ったキングズソードに肉薄したスレイマン(牡6、栗東・池添学厩舎)、羽田盃は案外だったが雲取賞ではアマンテビアンコを負かしているブルーサン(牡3、栗東・川村禎彦厩舎)、長期ブランク明けだが、重賞で常に好走しているヴァンヤール(牡6、栗東・庄野靖志厩舎)、前走の平安Sで2着のハピ、1700メートルで強い競馬をしているブラックアーメット(牡6、栗東・角田晃一厩舎)、急流で末脚を発揮するラインオブソウル(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)などが上位を狙う。発走は15時35分。

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