【バレー】女子五輪12人発表 なぜリベロ2枚?リザーブ山岸あかねの選考理由など…監督明かす

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2024年07月01日 11:31  日刊スポーツ

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レシーブする山岸(撮影・勝部晃多)

日本バレーボール協会(JVA)は1日、パリオリンピック(五輪)に臨む12人と交代選手1人を発表した。


主将でエースの古賀紗理那(28=NEC)をはじめ、イタリア1部セリエAでプレーする石川真佑(24=ノバラ)らが順当に名を連ねた一方、アウトサイドヒッターの黒後愛やミドルブロッカーの渡辺彩が選外となった。リザーブメンバー1枠にリベロの山岸あかねが選出された。


チーム目標を12年ロンドン大会の銅以来となる12年ぶりの五輪メダルに設定。真鍋政義監督(60)のもと、パリで表彰台に上る。


真鍋監督は、メンバーの選考や目標の設定理由について以下のように説明した。


−リザーブメンバーに山岸を入れた


「13番目の選手は日本にとって最も効果的になる方法を話し合ってきた。最強の13人目は山岸しかいないという結論になった。彼女の見えない力は結束して目標を達成するために必要な最後のワンピース」


−リベロを2枠にした


「日本のバレーはディフェンスが生命線。福留、小島のスペシャリスト2人を使い分けながら世界と戦っていきたい。小島はサイドアウトを取るのがメインで、福留はサーブやブレークの時に。そういう戦術を今大会も使っていきたい」


−なぜメダルを目標に設定したのか、メダルへの距離


「3年前の東京五輪は10位。メダルを取るなら3ステップ、金メダルなら4ステップとなる。選手たちはVNLでメダルを取ったのが自信になったので、最終的にこの目標になりました。選手たちが一気に『世界の強豪にも勝てる』という思いを持ってやってくれれば、メダルは取れると思っている」


−今後の課題


「オンオフをはっきりすること。短い時間でいかに集中して練習を行えるか。セッターとの速いコンビを再確認。それに尽きる」

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