●プロフィール
桐谷広人：1949年広島県出身、将棋棋士・投資家。日本テレビ系のバラエティ番組『月曜から夜ふかし』で現金を使わず、株主優待のみで生活をする姿が話題になった。現在はテレビ、雑誌、書籍などで幅広く活躍。『桐谷さんの株主優待のススメ』など著書多数。
山口京子：1966年名古屋出身、ファイナンシャルプランナー。All About家計簿・家計管理ガイド。大学在学中からテレビ・ラジオに出演。卒業後はフリーアナウンサーに。お金好きが高じてファイナンシャルプランナーの資格取得。テレビ、ラジオ、セミナーで活動中。『なまけものが得をする ワンコインつみたて投資術』など著書多数。
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山口さん：桐谷さんと数年来の友人である私のところに、いろんな人から質問をいただくんですよ。「桐谷さんのことよく知ってるよね。あれって本当なの？」って。今日は桐谷さんにまつわる都市伝説のような3つの噂について、それ本当？をまとめてうかがいました。
噂その1：桐谷さんはお金を使わないって本当？
山口さん：桐谷さん、「桐谷さんはお金を使わない」という都市伝説があるのですが、実際どうですか？
桐谷さん（以下敬称略）：自分が「直接財布から出して現金を使う」ということはほとんどないですね。現金を使うのは、端数の時だけ。例えば、1100円の食事をしたら1000円は優待券で、残りの100円は現金で払うといったように。スーパーの買い物でも、代金をお米券で支払って、端数を現金で払うといったような感じです。
あと、現金を使うのは家賃と公共料金くらいですね。これは銀行口座からの引き落としなので、自分の手で現金を使うことはあまりなく引き落としで現金を使うということですね。
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噂その2：買った銘柄のデータが頭に入っているって本当？
山口：次の噂です。買った銘柄のデータが全て頭に入ってる。これは本当ですか？桐谷：以前は結構頭に入ってたんですけど、さすがに1000銘柄保有していると忘れちゃいますね。
山口：お気に入りの銘柄は、大体いくらで指値をして、いくら位で売ったとかは覚えていますか？
桐谷：お気に入りの銘柄は売らないんです。例えば、お気に入りの銘柄は、映画関連だと松竹＜9601＞で、有楽町マリオンの大スクリーンで映画が観られるから売れません。
山口：では、買値と買った時期は覚えていますか？
桐谷：それはだいたいは覚えています。
山口：すごい、私は全然覚えていない。お気に入りの銘柄はしっかりと頭に入っているということですね。
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噂その3：桐谷さんの「偽物」がいるって本当？
山口：最後の噂です。ツイッターで桐谷さんの偽物がいるって本当ですか？桐谷：偽物はかつて十数名くらいいましたね。
山口：えー！
桐谷：昔はツイッターをやっていなかったんですけど、将棋連盟に行ったときに若手棋士に「桐谷先生、3万人フォロワーがいてすごいですね」と言われて。私は何のことかなと思ったんですけど。私の偽物が、私の写真を使ってつぶやいていたんですよ。そういう人がたくさんいました。
私はTwitterに興味なかったんですけど、私のファンの人たちが「けしからん」ってことで抗議をしまして、ほとんどの人を辞めさせたんですが、2人くらい辞めない人がいるんです。
ファンの人が「偽物を辞めさせるには桐谷さん自身がTwitterやるしかないんだ」と言ったので始めました。私は和服姿のプロフィール写真のアカウントでやっていますけど、仕事が忙しいのであまりつぶやいていないですね。
桐谷：偽物の何がいけないのかというと、私が8年ほど前に出した本を読んで、その時の優待や投資のことなどをいつもつぶやいてるんです。今の情報とはほとんど異なっているので、偽物のツイートを見た人が優待株で間違ったことをやってしまうと困るんですよね。
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桐谷：どうも文字が入力できないんですよ。登録を手伝ってくれた人にもやってもらったんですが、なかなか文字が入力できなくて。それで最初は「テスト」とつぶやきました。
山口：偽物の方が本物らしくふるまっていますよね（笑）。
以上、桐谷さんにまつわる3つの噂を検証してみました。
(文:All About 編集部)
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