イプスウィッチ、チェルシーからFWハッチンソンをクラブ史上最高額で獲得!

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2024年07月01日 11:37  サッカーキング

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イプスウィッチへの完全移籍が決定したハッチンソン [写真]=Getty Images
 イプスウィッチは6月30日、チェルシーからジャマイカ代表FWオマリ・ハッチンソンを完全移籍で獲得したことを発表した。

 発表によると、2029年6月30日までとなる5年契約を締結し、移籍金は明らかになっていないが、クラブ史上最高額での獲得になったという。なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、両クラブは追加オプション込みで総額2200万ポンド(約45億円)の移籍金で合意した模様で、買い戻し条項は付随していないものの、25パーセントの売却条項も付随していることが伝えられている。

 また、イギリス紙『イブニング・スタンダード』によると、チェルシーに加入した際のハッチンソンの契約には15〜20パーセントほどの売却条項が付随していたため、今回の移籍金の一部を古巣アーセナルが受け取ることにもなるようだ。

 現在20歳のハッチンソンは2008年にチェルシーの下部組織に加入。2012年にチャールトン・アスレティックにスカウトされて移籍すると、その後はアーセナルの下部組織にも所属し、2022年7月にチェルシーの下部組織に復帰した。2023年1月にはトップチームデビューを果たし、通算2試合に出場している。

 2023年7月にイプスウィッチへとレンタル移籍となり、シニアキャリアでは初のフルシーズンを迎えると、2023−24シーズンはチャンピオンシップ(2部)で44試合出場10ゴール6アシストを記録して、中心選手として2位フィニッシュ&23年ぶりのプレミアリーグ復帰に大きく貢献を果たした。

 完全移籍でのハッチンソン獲得に成功したことを受け、イプスウィッチを率いるキーラン・マッケンナ監督はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「オマリを完全移籍で復帰させることができ、とても嬉しく思う。オマリは昨シーズン、私たち全員が一緒に仕事をして楽しんだ選手で、スタッフやチームメイト、サポーターは皆、彼がどのように1年間成長したかを見てきた。それは彼が懸命に努力した証でもある」

「シーズンを通して、特に後半戦に彼がチームに与えた影響がその証拠であり、彼は他のチームメイトと同様にクラブの成功に大きく貢献をした。オマリは素晴らしい選手であり、クラブで長期的に活躍できる人物だと考えている。彼は向上心があり、プレミアリーグで競争して成功できることを証明したいという意欲を持っている」

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