【ハンドボール】男子代表、フェロー諸島に1点差惜敗 最年少22歳藤坂尚輝が誕生日に5得点

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2024年07月01日 22:25  日刊スポーツ

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日本対フェロー諸島 選手に動きを見るカルロス・オルテガHC(撮影・たえ見朱実)

<ハンドボール・国際親善試合:日本29−30フェロー諸島>◇1日◇東京・国立代々木競技場第一体育館



パリ五輪(オリンピック)に出場するハンドボール男子日本代表「彗星(すいせい)ジャパン」が1日、東京・代々木第1体育館でフェロー諸島との親善試合第1戦を行い、29−30で惜敗した。4月に就任したカルロス・オルテガ監督(52)の初陣を白星で飾れなかった。


ダグル・シグルドソン前監督が突然辞任したことを受け、4月に7年ぶりに復帰した。先月、兼任監督を務めるスペインのバルセロナで欧州チャンピオンズリーグを制したばかり。その後再来日しての初戦に「2週間の準備期間で機能しない部分もあった。これから学んでいってポジティブなところを増やしたい」と誓った。


チーム最年少ながら5得点を挙げた藤坂尚輝(22=日体大)については「本当に良いプレーをした。特に1対1。ミスを犯したこともあったが、経験がほとんどないので素晴らしい選手になっていく」と期待を寄せた。


この日、22回目の誕生日を迎えた若武者は「22歳最初の試合で勝ちたかったけど届かなかった」。試合内容には「持ち味の1対1はよかった。終盤大事なところでの簡単なミスを修正したい」と振り返った。


3日の第2戦を経て27日の五輪初戦クロアチア戦へ向かう。88年ソウル大会以来36年ぶりに自力で五輪切符を獲得した彗星ジャパンが最終仕上げに入る。【飯岡大暉】

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