<ママ友0人>わが子の交友関係が狭いのは、私に知人がいないせい?高学年でも親がお膳立てするもの?

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2024年07月02日 10:30  ママスタセレクト

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ママ友がいない人は、けっして珍しくはありません。いないことを「寂しい」と悩む人もいれば、「気楽でいい」と前向きに考える人もいるでしょう。
今回ママスタコミュニティで見つけたのも「現在ママ友0人」という方からの投稿でした。いないことについての悩みではあるのですが、その理由は寂しさとはまっとく別のところにありました。

ママが子どもの遊びをお膳立てしてあげるのは、いつ頃まで?



7年前に引っ越しをして以来、ひとりしかママ友ができなかったという投稿者さん。貴重なそのひとりも引っ越しをしてしまい、現在はママ友0人といいます。
『私のせいで子どもの交友範囲が狭く、申し訳ない気持ちです。夏休みなどの長期休暇は遊ぶ友達がおらず、寂しい思いをさせています。高学年になってきたこともあり、親のお出かけにはついてきません。小学生の頃ってママ友同士で連絡を取り合い、子どもを遊ばせたりするものですよね?』
ママ友づきあいがもっとも活発なのは、一般的にはわが子の幼稚園・保育園時代ではないでしょうか。投稿者さんもお子さんが幼児の頃はママ友がいたのかもしれませんが、引っ越したことですべてリセットされてしまったようです。「今からママ友を作るのも億劫」という様子をみると、もともと社交的な性格ではないのかもしれません。

この投稿を目にした他のママたちは驚いたようです。「これって本当の話?」と、疑うコメントまで寄せられました。
『ママ友親子たちと集まっていたのは、せいぜい低学年まで。小学校高学年になれば、子ども同士で約束して遊ぶのが普通でしょ?』
「親が子どもの遊びのお膳立てをするのは、せいぜい1年生くらいまで」など、多くのママたちが異口同音に教えてくれました。ママたちが共通して抱いている肌感覚のようですが、投稿者さんはそれを知らなかったのだとか。投稿をあげたのも、ママ友がいないことで情報が入らなかったためといいます。
『子どもが「休日はつまらない」「集まって遊んでいる友達がうらやましい」とこぼしていたので、さすがになんとかしてあげたいなと。本人が引っ込み思案ということもあると思いますが』
投稿者さんはこう付け加えましたが、今からママ友を作ったところでお子さんの交友範囲が広がることはないのではないでしょうか。すでに「親のお出かけにもついてこない」ということからも、”何をするのも親子一緒”の時期はとっくに過ぎているように思えます。

待っているだけでは友達は来ない。みんな自力で動いている


高学年の子たちは、どんなふうにお友達と集まっているのでしょう。情報のない投稿者さんに、ママたちが教えてくれました。
『近所の公園に行けば、誰かしらいたりするけど?』
投稿者さんの家は学区内ギリギリのところにあるそうで、近所の公園まで遊びに来るお友達はいないようです。
『ひとりで自転車に乗って、どこかに遊びに行くよ』
自転車に乗れば、行動範囲は広がります。よほど遠い場所ならともかく、ギリギリでも学区内であればみんなの溜まり場には行けるでしょう。毎日通学しているのですから、小学校の校庭開放だって利用できるはずです。すでに「あの子の家は遠いから」と遊び仲間にカウントされていないのかもしれませんが、自分から動いてみることも大事ですよね。
「勝手に約束している」「いつの間にか遊びに行っている」といったコメントからもわかるように、同年代の子たちはみんな自力で動いているようです。
『高学年になると塾や習いごとで、みんな忙しくしている。夏休みは夏期講習もあるし』
投稿者のお子さんは何もしていないようですが、塾や習いごとに通えば新しいお友達とも出会えます。違う学区に住む子との交流も生まれるかもしれません。

焦りは無用。小学生のうちの時間を楽しむことを考えては?


こうした反応を受け、今の悩みは自分がママ友を作れば解決するわけではないことに気づいた投稿者さん。事態を好転できるのは、お子さんだけです。集まって遊ぶお友達がうらやましいなら、多少遠くても出かけてみればいいのです。投稿者さんも「子どもに、自分から積極的に遊びに誘うように促しました」とコメントしました。

ただ、そんな言動を危惧する声もありました。
『「誘っておいで!」と無理やり約束させると”ママが求めている自分ではない”と、お子さんが辛くならないかな? 「自転車に乗って出かけてもいいからね」と、声かけしておく程度でいいのでは』
寂しそうにしているお子さんを見ると不安になり、「頑張って!」と声かけしたくなるのはたしかです。でもこの方もいうように、引っ込み思案なお子さんにとってはそれがプレッシャーに感じられる可能性もあります。高学年であれば、もう”自分”というものがもうできあがりつつある年頃です。内気な性格も受け止めたうえで、あと少しだけ後押しする言葉をかけてあげれば十分なのではないでしょうか。
『うちもママ友なしでやってきたけど、中学生になれば休日は部活でお友達と過ごすことも増えてくる。そこまで気にしなくてもいいのでは?』
中学生になれば、お友達づきあいも変化します。今はもどかしく感じても焦る必要はないのかもしれません。先回りをするのではなく、お子さん自身の力を信じてあげほしいです。

お子さんはすでにママよりお友達と遊びたいようですが、中学生になるとその傾向はいっそう強くなると想像できます。部活動で忙しくなることも考えると、長期休暇を一緒にのんびり過ごせるのは今のうちだけかもしれません。ママ友づきあいを当てにするのではなく、いっそ「今のうちこそ家族の時間」と割り切って、休日を家族一緒に過ごす方向で考えてはどうでしょう。お子さん自身に行きたいところを調べさせ希望を叶えてあげる形なら、まだまだ”釣る”チャンスは多くありそうですよ。

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko

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