リザーブ価格7000万円が2頭! セレクトセール初日で億超えが期待される1歳馬は?

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2024年07月02日 12:15  netkeiba

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北海道苫小牧で行われるセレクトセールの様子(撮影:田中哲実)
 いよいよ「セレクトセール2024」が来週に迫ってきた。そこで今回はセールで高額取引が予想される馬を紹介する。まずは初日の1歳から。

 セールの中心となるノーザンファームの生産馬を見てみよう。リザーブ価格の最高額は51番・コーステッドの2023(牡、父エピファネイア)、100番・デルフィニアIIの2023(牡、父キタサンブラック)の2頭で7000万円となっている。前者はセレクトセールで取引された兄姉が既に活躍中。19年の当歳で1億6000万円(税抜、以下同)だったダノンベルーガは、GIで2着1回、3着2回のトップホース。22年の1歳で2億1000万円だったボンドガールは重賞で2着が2回ある。一方の後者は母が英G1と仏G1で2着の実績馬。半姉のベストミーエヴァーは今年のスイートピーSで3着だった。

 また、牝馬の最高額は71・アスコルティの2023(父キタサンブラック)で6000万円。こちらの半姉は昨年の阪神JFを制したアスコリピチェーノだ。母のきょうだいにはタッチングスピーチやサトノルークス、ミスタージーティーなどの活躍馬が並び、かなりの注目を集めることは間違いない。

 その他ではコントレイル産駒を2頭挙げたい。133・カルティカの2023(牡)の半兄は一昨年の菊花賞を制したアスクビクターモア。20年の1歳で1億7000万円だった兄以上の値がつくかも。そして9・ラビットランの2023(牡)は母が芝ダートの両方で重賞勝ち。馬っぷりも良く、高額取引となることは間違いなさそうだ。
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