「『一人だけ社員でいいのか?』と…」新潟OB・現“営業部長”野澤洋輔がルヴァン杯ドロワーの大役を果たす

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2024年07月02日 16:37  サッカーキング

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写真提供:Jリーグ
 2024JリーグYBCルヴァンカッププライムラウンドの組み合わせ抽選会が行われ、準々決勝でFC町田ゼルビアとアルビレックス新潟の対戦が決定した。

 新潟のOB代表としてドロワーを務めたのは、現役時代GKとして活躍した野澤洋輔。「今はアルビレックス新潟の営業部に所属しています。新規営業やスポンサーさん、パートナーさんの対応を中心にやっています」と、今回参加したドロワーでは唯一の「サラリーマン」だ。「今日の参加メンバーを見て『一人だけ社員でいいのか?』と思いましたが……。けど、サポーターの皆さんが『うちだけ社員』『うちは営業部長が行きます!』と上手く盛り上げてくれました(笑)。アルビレックスで育って、今も関われることを嬉しく思います」と話した。

 新潟は2022年のJ2王者、町田は2023年のJ2王者として同年にJ1に昇格。J1での初対戦となった第17節では、アウェイの新潟が3-1で勝利を収めている。町田のOB代表として出席した太田宏介は、今回の対戦が決まって「嬉しかった」と振り返る。「ホームでの新潟戦を見ていて、すごく悔しかった。この試合でリベンジしたいですし、リーグ戦とカップ戦は違うけど、どの試合も大会もチャレンジャー精神で臨むのが町田。新潟さんにリベンジできる機会を、自らの手で掴めたことを嬉しく思います」とリベンジを誓った。

 新潟は2003年、2022年にJ2優勝を果たしているが、J1・ルヴァン杯・天皇杯のメジャータイトルはゼロ。悲願の初タイトル獲得に期待がかかる。野澤は「ここ数年は一貫したサッカーをやっていて、J1で自分たちのサッカーができていることに手応えを感じている」と力説。「アルビレックスも町田さんに負けないくらい一つになって、目の前の試合に向かっています。クラブも選手たちをバックアップして、どんどんサポーターを巻き込んで、タイトルを獲りたい。タイトルを獲得できる要素は揃っている」と期待を寄せた。

 町田対新潟の準々決勝は、9月4日(水)に新潟のホーム『デンカビッグスワンスタジアム』で第1戦、9月8日(日)に町田のホーム『町田GIONスタジアム』で第2戦が行われる。
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