都知事選・蓮舫氏、“ニコ動の皆さん”に「会えてうれしい」 “現職の方”には会えず「公務で断られる」

　ニコニコ主催の『東京都知事選2024　ネット演説〜史上最多候補56人の主張を一挙生配信〜』が、2日に行われた。蓮舫氏は「討論者をやってほしい。現職の方が夜遅い時間にもかかわらず公務で断られる」と、小池百合子知事に直接対決を呼びかけた。

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　同企画は、有権者がよりよい選択をする機会を提供するため、過去最多となる立候補者56人全員に参加を呼びかけ、各候補者が8分間の持ち時間のもと、ネット上で演説を行っていく。ニコニコニュース公式YouTubeチャンネルと同公式Xで生配信された。

　蓮舫氏は、立憲民主党の長妻昭衆議院議員からインタビューを受ける形で、「会いに行ける蓮舫」とアピール。ここまでの選挙戦について「確実に広がってきているのがすごくありがたい」と手応を語った。今回も「ニコ動の皆さんに会えてすごくうれしい」と笑顔。

　その上で「討論者をやってほしい」と本音。長妻氏は「本当に見てみたいですね」と同意した。

　一番訴えたいことは「若者の手取りを増やす」とずばり。「こぼれていっちゃっている人がいる」とし、奨学金返済の支援などを打ち出した。特に保育・医療・介護に従事する若者の待遇に触れ、「若者中心に支援をすれば、シニアの人の安心につながる」「世代間を超えて循環する東京都。それが結果として経済政策にも直接ダイレクトにつながる」と説いた。