元サッカー日本代表の岩渕真奈、海外移籍で学んだこと なじむために「いい意味でバカになる」

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2024年07月03日 11:22  ORICON NEWS

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海外移籍で学んだことを明かした岩渕真奈 (C)ORICON NewS inc.
 元サッカー女子日本代表の岩渕真奈、元レスリング日本代表の登坂絵莉が3日、東京体育館で行われた『「津田梅子」新紙幣発行記念イベントin東京体育館〜女性アスリート達とつなぐ未来へのバトン〜』に参加した。

【全身ショット】スポーツウェアをかっこよく着こなす登坂絵莉&岩渕真奈

 7月から発行される新五千円札のデザインに1900年に設立された津田塾大学の創立者の津田梅子の肖像が採用された。同イベントは、東京体育館を管理する東京都スポーツ文化事業団と、津田塾大学が千駄ヶ谷地位沖における地域連携のもと、新紙幣発行を記念して企画された。津田梅子は、日本初の女子留学生として世界に羽ばたいた。世界を股にかけて挑戦したアスリートたちが、受け継ぎたい“未来へのバトン”を考えるトークショーを行った。

 岩渕は、ドイツの女子ブンデスリーガのホッフェンハイム、バイエルン・ミュンヘンやイングランド女子1部リーグのウィメンズ・スーパーリーグのアストン・ヴィラ、アーセナル、トッテナム・ホットスパーに所属し、活躍した。「ドイツとイギリスで計7年ぐらい生活をした。最初は言語の部分で苦労しました。初めて行ったドイツのクラブでは、初めての外国人選手だった。そういう意味でも、海外の選手たちが私を見る目にも少し壁があった。当時19歳でしゃべれない中、行ったので不安もあった」と振り返った。

 それでも「サッカーという1つのツールがあった。最高の仲間と1つの目標に向けて、みんなで頑張ることが楽しくて、すばらしいことなのかを学べた。それが海外生活をした中で学べたことなのかなと思います」としみじみ口にした。輪の中に入るためにしたことも。「もちろん語学の勉強は、それなりにはしました」としつつ、上達するまでには時間が掛かったことを明かし「いい意味でバカになる。楽しめるように、ご飯に誘われたらちょっと行きたくないと思っても絶対に行ったり。普段の自分じゃないかもしれないけど、そこになじむ努力は、たくさんしたかな」と懐かしんでいた。

 トークショー後には、津田塾大学の学生を含む総勢50人の参加者が、新五千円札にちなんだ5000メートルリレーを行った。

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