エールフランス航空とトランサヴィア・フランス、五輪期間中の利用減少　収益に最大1.8億ユーロの影響

エールフランス航空とトランサヴィア・フランスは、パリオリンピックの影響でパリ発着便の利用が減少する見通しを示した。

顕著なパリを回避する行動がみられており、パリを目的地とする旅行は欧州の他の主要都市行きと比べて少ない。パリ発の需要も例年と比べて少なく、フランス在住者がオリンピック後まで休暇を延期したり、別の旅行を検討しているとみられるという。オリンピック後には正常化を見込んでおり、8月末から9月末にかけての需要は好調に推移している。

これにより、6月から8月までの収益に1億6,000万ユーロから1億8,000万ユーロの影響を当たる可能性がある。現段階では業績見通しに影響を与えることはないとしたものの、さらなる詳細は7月25日に発表を予定している。