屋根を貸すと電気代10%オフ、非常用電源にもなるau「じたく発電所サービス」

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2024年07月03日 16:51  ITmedia NEWS

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 電力小売事業を手がけるauエネルギー&ライフ(東京都千代田区)は7月3日、東京都(離島除く)の戸建て住宅居住者を対象に「じたく発電所サービス」を開始した。利用者は、自宅の屋根と一部スペースを貸し出す代わり、月々の電気代が10%オフになる。


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 屋根と蓄電池の設置スペースを貸すと、auエネルギー&ライフが東京都の助成金によって太陽光パネルと蓄電池を設置する。利用者側に金銭的な負担は生じない代わり、太陽光パネルの所有権は京セラにあり、発電した電気はauエネルギー&ライフのものになる仕組みだ。


 利用者のメリットは、月々の電気代が1割安くなり(条件あり)、停電などの非常時には発電した電気を無償で使えること。また2025年4月に始まる東京都の太陽光パネル設置義務を、住宅所有者は直接的な金銭負担なしでクリアできる。


 太陽光パネルと蓄電池は京セラ製。春に発売した半固体クレイ型リチウムイオン蓄電池を内蔵した「Enerezza Plus(エネレッツァプラス)」を採用した。蓄電池ユニットのサイズは485×562×280mm、パワーコンディショナは650×717×240mm。


 東京都は住宅所有者に負担をかけずに太陽光パネルを設置する手段として、「リース」「屋根借り」といったビジネスモデルを提案している。じたく発電所サービスは、屋根を借りる賃料の代わりに電気代を安くする形にしたものだ。


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  • デメリットは、発電効率が落ちる、鯉のぼり��Τܤ�禁止?
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