パリ五輪に挑める“18”の狭き門…U23日本代表からDF鈴木海音やMF山田楓喜らが落選

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2024年07月03日 16:54  サッカーキング

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サッカーキング

[写真]=J.LEAGUE via Getty Images
 3日、パリオリンピック2024に臨むU−23日本代表のメンバー18名が決定。DF鈴木海音やMF山田楓喜、MF松木玖生らが落選した。

 U−23日本代表を率いる大岩剛監督が、パリ五輪に臨むU−23日本代表のメンバー18名を発表。GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)、MF藤田譲瑠チマ(シント・トロイデン/ベルギー)、山本理仁(シント・トロイデン/ベルギー)、FW細谷真大(柏レイソル)らが順当に選出された一方で、今年4月のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU−23アジアカップを戦ったDF鈴木海音(ジュビロ磐田)やMF山田楓喜(東京ヴェルディ)、MF松木玖生(FC東京)らが落選。前者2名はバックアップメンバーとして登録され、松木に関しては「移籍の可能性がある」とし、バックアップメンバーからも外れている。

 選考基準について、大岩監督は「いろいろな制限がある中で、我々が今現在、U−23日本代表としてパリ五輪に迎える、そして招集することのできる最高の18人と、4人のバックアップメンバーを選んだつもりでいます」と説明しつつ、「これは毎回活動ごとに言っていますが、その時その時で集まれた選手たちがU−23日本代表だということを発足当初から言い続けてきました。今回も変わらず、今現在で招集できるベストなメンバーを招集したつもりでいます。このメンバーでしっかりとパリオリンピックを戦っていくというのが、現在の率直な気持ちです」と語っている。

 また、今回選出された18名全員が、パリ五輪のアジア予選(1次予選と最終予選)を戦った選手に。ただ、大岩監督は「予選を戦ったからだとか、カタールで行われた最終予選に参加したからだとか、そのような理由があったからではありません。この18人と、バックアップの4人はU−23の年代の中で非常に経験のある選手。日常のプレーであったり、各リーグでのプレーぶりであったりを評価した上で、選出させていただきました」と予選突破の評価が、必ずしも選考に反映されたわけでないと述べている。

 主な落選メンバーは以下の通り。

▼GK
鈴木彩艶(シント・トロイデン/ベルギー)
山田大樹(鹿島アントラーズ)
藤田和輝(ジェフユナイテッド千葉)
佐々木雅士(柏レイソル/※)

▼DF
内野貴史(デュッセルドルフ/ドイツ)
バングーナガンデ佳史扶(FC東京)
馬場晴也(北海道コンサドーレ札幌)
鈴木海音(ジュビロ磐田/※)
チェイス・アンリ(シュトゥットガルト/ドイツ)

▼MF
松村優太(鹿島アントラーズ)
山田楓喜(東京ヴェルディ/※)
小見洋太(アルビレックス新潟)
田中聡(湘南ベルマーレ)
松木玖生(FC東京)
佐野航大(NEC/オランダ/※)

▼FW
染野唯月(東京ヴェルディ)
植中朝日(横浜F・マリノス)
内野航太郎(筑波大学)

※バックアップメンバー

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