日本で働く人のうち、休暇取得時に仕事をカバーしてくれる同僚に「罪悪感」を感じる人は53%──そんな調査結果をエクスペディア・ジャパン(東京都港区)は発表した。休暇を取得する際に、「仕事をカバーしてくれる同僚に罪悪感がある」と回答した割合は、調査した11の国・地域の中で3番目に多い結果となった。
2024年に取得を予定している有給休暇の日数について、最も多かったのが「2023年と同程度の日数」で52%、次いで「2023年よりも多い日数」が23%となった。
自身の上司が休暇取得について協力的かどうかについて、61%が「協力的である」と回答。2020年の65%に次ぐ高さとなった。2019年4月に有給休暇の取得が義務化されたことで、上司や職場の協力体制も改善しつつある傾向がうかがえる結果となった。
一方、部下の休暇取得を承認する立場にある人は、部下からの休暇申請の対応について92%が「柔軟に対応する」と回答した。休暇取得に対して9割超が協力的であることが分かった。
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インターネットによる調査で、対象は米国、英国、カナダ、メキシコ、フランス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、香港、シンガポールの1万1580人。調査期間は3月26日〜4月3日。
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