新進気鋭の若手厩舎が七夕賞で重賞初挑戦 軽ハンデを生かして一発狙う

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2024年07月03日 18:00  netkeiba

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前走のドゥラメンテCを逃げ切ったセイウンプラチナ(今年4月撮影、ユーザー提供:Vanguardさん)
 開業4カ月で重賞初制覇なるか。千葉直人調教師が七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)のセイウンプラチナ(牡5)で初タイトルを狙う。

 千葉直人調教師は86年生まれの37歳。騎手時代にはJRA通算24勝。重賞には2回挑み、08年の七夕賞のアクティブアクトが11着、09年のフェアリーSのラブミラーが10着だった。12年に引退後は藤原辰雄厩舎と鈴木伸尋助手で調教助手として経験を積み、22年に調教師試験に合格。今年3月に開業し、60戦して4勝を挙げている。

 今週の七夕賞は調教師として初めて、そして騎手時代を含めても15年ぶりの重賞チャレンジとなる。エントリーしているのは厩舎で唯一のオープン馬のセイウンプラチナ。前走のドゥラメンテCは単勝21.9倍の8番人気だったが、鮮やかに逃げ切って厩舎に初勝利を届けた。その後はリフレッシュを挟み、ここ目標に乗り込まれている。当然ながら実績では見劣るが、軽ハンデと先行力は大きな魅力だ。

 千葉厩舎はここまでの馬券圏内8回のうち4回が7番人気以下と、人気薄での一発が目立つ。前走に続いて低評価を覆し、同期開業では一番乗りでの重賞制覇となっても決して驚けない。

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