やす子が短冊に願い「ドッキリ仕事なくなりますように」NG出すもマネジャー「入れてきやがる」

お笑い芸人のやす子（25）が3日、都内で行われた、アニメーション映画「きみの色」（山田尚子監督、8月30日公開）ジャパンプレミアに登壇した。

登壇者らとともに涼やかな浴衣姿で登場。今作で声優初挑戦のやす子は、主人公トツ子（声＝鈴川紗由）が“森の三姉妹”と名付けた寮のルームメートで、食いしん坊の百道さくを演じる。

司会者から「声優のやす子さん」と紹介され、「声優、芸人…。はい〜」とおなじみの口ぐせとともに笑顔。山田監督がアニメ化した「けいおん！」のファンだといい「『けいおん！』きっかけにギターを初めて、キャラクターのピックも集めてました」と明かした。

山田監督の作品に参加し「ぺーぺーがこんな偉大な作品に参加できるなんて、すごくうれしかったです。ここではボケられないです〜」と喜びあらわ。「X（旧ツイッター）で唯一通知をオンにしているのが（同作）公式アカウントとゆってぃさん」と明かし、笑いを誘った。

七夕が近いことから、それぞれ大きな短冊に願いを書き込み披露した。やす子は「この世からドッキリの仕事がなくなりますように！」と力強くアピール。「ホラー系とかジェットコースターとかNGにしてるのにマネジャーさんが入れてきやがるんです〜」と憤慨し、「短冊に書いたらかなうかな…」と切に願った。

一方山田監督は「ひとやまあてたい」と記入。短冊で顔を隠しつつ「皆さんより私は年を重ねた結果、こんなことを思うようになってしまいました。これしか浮かばなかったです」と苦笑い。やす子は「この世界は数字が大事ですからね…」と同調し、鈴川は「すぐかなうと思います！」と笑顔でうなずいた。

子どもの頃から人が「色」で見える高校生の日暮トツ子と、同じ学校に通っていた美しい色を放つ作永きみ（声＝高石あかり）、音楽好きの影平ルイ（同＝木戸大聖）の高校生3人がバンドを組むことになる。仲間との間で交錯する友情と恋心が描かれる。主題歌はMr．Childrenが書き下ろした「in the pocket」。

やす子は、今年4月公開の米国・カナダ合作のアニメ映画「映画　きかんしゃトーマス　大冒険！　ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル」で、掘削機ダーシーを演じたが、23年8〜9月にアフレコを行った「きみの色」が、声優に初挑戦した作品となった。