【U23日本代表】佐藤恵允、自身も驚いた選出 アジア杯の悔しさ糧に「死ぬ気で勝ちに行く」

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2024年07月03日 21:18  日刊スポーツ

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佐藤恵允(2023年11月18日撮影)

パリオリンピック(五輪)のメンバーに選出されたFW佐藤恵允(22=ブレーメン)が3日、ドイツからオンラインで取材に応じた。


メンバー発表はドイツ時間の朝7時、リアルタイムでJFAの生配信で見た。「うれしいという気持ちと、あとは、少し、驚きがありました」と、自身でも驚きの選出だったことを明かした。


4月のパリ五輪アジア最終予選を兼ねるU−23アジア杯カタール大会では、再三の好機を決めきれなかった。本来のプレーが出せず、悔しさが残った。それだけに「18人の枠に入れないな、という実感があって。その中での選出だったので驚きがあったということ」と率直な気持ちを吐露した。


U−23アジア杯を終え、約2カ月。所属クラブで自分を見つめ直した。「小さなことしか成長することが出来ない期間でしたが、ぶれずに今までやってきたことを信じて、パリ五輪に選ばれたとしたら、自分のプレーが出来るように、日々過ごしてきた」。


自分がなぜ、代表チームで選ばれているのか。今、自分にできることは何か。母校の明大の栗田大輔監督からも、ポジショニングのアドバイスをもらった。「自分が今、できること、できないこと、取り組まないといけないことを考えたり、自分のプレーに迷いがなくなることを練習の中で追求してきた」と振り返る。 オーバーエージがいない18人で世界と戦う。


「アジア最終予選の時も、この世代じゃパリ五輪は厳しいとか、世間からの声もあった。そこでも、このメンバーの中で五輪に行くぞと話して、アジア王者とになった。チームの中の絆も深いですし、そのメンバーでもう1つの大会に行ける。メダルを目標としている中で、オーバーエージがないと厳しいという声も目にした。そこも含めて、やってやろう、という気持ちがある。日の丸を背負った1人の選手として、全試合、死ぬ気で勝ちに行って、メダルを取りたい」と強い決意を口にした。

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