今年でクラブ創設20周年を迎えるB1仙台89ERSが1日、24−25年シーズンのチーム方針を発表した。
シーズン開幕は10月5、6日、ホームで中地区の横浜BCと対戦する。今季は、昨季までの主戦場であったゼビオアリーナ仙台の改修に伴い、ホーム全試合をカメイアリーナ仙台で行う予定だ。志村雄彦社長(41)は「仙台や宮城を感じてもらえるアリーナにしていく」と語った。
志村社長は、26年から始まる新リーグの「Bプレミア」を視野に「3年後の優勝を目指していく」と意気込む。中期的に勝てるチーム作りへ、現在5人の継続と4人の新加入が発表されているチーム編成については「サイズと身体能力を上げること。あとは年齢の分布など、(日本一を目指す)3年、中期的にやれること」などのプランを明かした。
また9月5日には、台湾の彰化市と台中に拠点を置くバスケットボールチームのフォルモサ・ドリーマーズとの国際親善試合を開催。親善試合を皮切りに、仙台が取り組む地域貢献活動「NINERS HOOP」をアジアへと拡充していく狙いだ。そのほか県内「89」校の小学校を訪問するなど、さまざまな取り組みを実施予定。地域とともに、20周年という節目のシーズンを戦い抜く。
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