負ければ引退のクロース…スペイン戦が“ラストマッチ”となる可能性について「そんなことは気にならない」

0

2024年07月04日 08:03  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

スペイン代表戦への意気込みを語ったクロース [写真]=Getty Images
 ドイツ代表の一員としてEURO2024に参加中のMFトニ・クロースが、スペイン代表との準々決勝に向けて意気込みを語った。3日、スペイン紙『アス』が同選手のコメントを伝えている。

 グループAを2勝1分の首位で突破し、決勝トーナメントへと駒を進めたドイツ代表。開催国として本大会に臨んでいる同国代表は、28年ぶりの欧州制覇に向けて順調な歩みを続けており、28日に行われたラウンド16のデンマーク代表戦を2−0で制して準々決勝進出を決めた。ベスト4をかけて戦うスペイン代表戦を前に、クロースが記者会見へ出席。今大会限りで現役を引退する同選手が決意を明かした。

 次戦は、自身が長らく在籍したレアル・マドリードの所属選手が数多く選出されているスペイン代表との一戦だ。元同僚のFWホセルは、「これが彼の最後の試合になることを願っている」とすでに“宣戦布告”とも受け取れる発言をしていたが、クロースは「それが彼の考えだと理解しているし、それはスペインが準決勝に進出することを意味する」冷静に回答。「しかし、ドイツにもホセルの夢を阻むものがたくさんある」と述べつつ、「ホセルがどのような意味で喋ったか分かっているし、それを微笑ましく思わなければいけない」と同選手への理解を示している。

 また、「ナチョ、カルバハル、ホセル、彼らにマドリードでの引退を望まれなかったのはありがたい。なぜなら彼らは友人だからね」と笑顔でコメント。「もちろん、これが最後の試合になるかもしれないということは頭の中にある。でも、そんなことは気にならないし、むしろできるだけ長く、できれば最後まで続けたいという大きなモチベーションになっている」と意気込んだ。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定