日本陸連は4日、今月26日開幕のパリオリンピック(五輪)の第1次日本代表内定選手を発表し、飯塚翔太(33=ミズノ)が4大会連続の五輪代表に選出された。日本男子短距離での4大会連続代表入りは、朝原宣治(96〜08年)以来となる。
飯塚は12年ロンドン五輪で初出場。16年リオデジャネイロ五輪では、男子400メートルリレーで2走を務め、日本勢過去最高に並ぶ銀メダル獲得に貢献した。21年東京五輪後には、それまでの1人で練習するスタイルから、同じ中央大出身の後輩選手たちと合同で取り組むように変更。「1人だと自分が速いかどうか分からないけど、誰かと走っていると、勝ち負けとか引き離したとかが判断ができる。競い合って、日々燃えている」と力に変えてきた。
今季は200メートルで13年連続の20秒50切りを達成。33歳で臨んだ6月末の日本選手権では4位となったが、五輪代表資格に関わる世界ランキング(Road to Paris)で出場圏内に入り、4度目の五輪切符をつかんだ。
パリ五輪の男子200メートルには、鵜澤飛羽(21=筑波大)、上山紘輝(25=住友電工)も出場する。
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