それからすぐに義母は精密検査を受けることに。結論から言うと、疑われていた大病ではないとのこと。しかし医師から「通院は続けたほうがいい」とアドバイスをされ、それから私は頻繁に義母の通院に付き合うようになりました。
パートと、付き添いと、義実家の家事の手伝いと……2か月があっという間にすぎました。たまった疲れと不満の矛先は、シュウに向かいます。
久しぶりに大ゲンカになった私たち。シュウは自室にこもってしまいました。私はイライラがおさまらず、1人で悶々としています。
今度は義兄夫妻にムカムカしてきた私。怒りのボルテージがどんどん上がってきてしまいます。テツヤさんの連絡先はわからないのですが、タエさんとは以前連絡先を交換しました。メッセージ画面で、私は感情のままに文章をつづっていきます。
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病院で「大病の可能性がある」と指摘された義母。精密検査の結果、疑われていた大病ではないと診断されたものの、定期的な通院が必要となりました。
それに伴って義母の通院の付き添い、義実家での家事を私が担うことに。
義両親は感謝の言葉を伝えてくれますが、夫は「私がやって当たり前」と考えている節があって腹が立ちます。私のイライラは膨れ上がり、遠方の義兄夫妻にも向くようになってしまいました。
いくらなんでも、義母のことを全く気にせず、こちらにばかり負担を押し付けているのは、薄情だと感じてしまいます。
【第2話】へ続く。
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