<仲間外れにヒソヒソ話>小学生の通過儀礼?陰湿な女の子トラブルのピークは

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2024年07月04日 13:30  ママスタセレクト

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自分自身の子ども時代を振り返ったとき、いわゆる”女の子トラブル”のようなものに巻き込まれた経験がないママは、少数派かもしれません。気が合う同士だけでグループを作ったり、誰かを仲間外れにしたりされたり。ほとんどは「こんなことをしているのはバカバカしい」と気づき卒業していくものですが、渦中にあるときのしんどさは大人になった今も記憶にあるのではないでしょうか。

早めに気づきたいトラブルの種。見えにくくなる時期は?



小学1年生の娘さんを持つママから、ママスタコミュニティに投稿があがりました。娘さんの周りにまだトラブルはないようですが、いつからそうしたややこしい状況が起きてくるのかを、心配しているそうです。
『女の子って仲よしグループを作って、仲間外れにしたりされたりしますよね。本格的なトラブルや意地悪が出てくるのはいつ頃から?』
今は同じクラスにわざと聞こえるようにひそひそ話をする女の子ふたり組がいて、「今後トラブルの種になるのでは?」と警戒しているそうです。まだ親や担任など大人が注意深く見ていれば気づく段階だそうですが、どんどん狡猾になっていきそうで不安なのだとか。たしかに幼いうちは言動もわかりやすく、周りの大人がその”芽”に気づけることは多いもの。早くに摘んでしまうことで、大きなトラブルは回避できます。しかし学年が上がるにつれ状況が見えにくくなり、大きなトラブルが起きて初めて大人が気づく場合もあります。
『小学5年生の終わり頃から、グループ外のわが子が話しかけると冷たい態度を取られたみたい。そこから1年間は苦しかったな。それまでは平和だったのに』
お子さんや自分の当時を思い出したママたちからの、コメントが届きました。もちろん「この時期からトラブルが起こりやすくなる」という明確なものはありませんが、小学校中学年ぐらいからという声が相次ぎました。

トラブルメーカーや孤立する子、きっかけは?


男女でグループが分かれるようになってから

『よく聞くのは、小学4年生〜5年生かな。3年生くらいまでは男女関係なく公園で遊んでいる姿をよく見かけるけど、それ以降はまったく見かけない。女の子同士でも別なグループだと、お互い話もしない感じ』
『4年生くらいからグループができ始め、5年生では孤立する子が出てくる』
男女のグループがはっきり分かれてくるのが、どうやらこの時期。思春期に入り始めたことが影響していそうです。女の子同士でグループががっちり固まってくるのも、どうやら同時期のようです。積極的なタイプ、控えめなタイプなど、それまであまり意識していなかったそれぞれのキャラクターがはっきりしてくるからでしょうか。自然と似たようなタイプでグループになることはありそうです。

幼児期から陰湿な子もいる

『陰湿な子は、幼稚園からいるよ。年齢が上がるごとに意地悪になってくるし、知恵もついてくるからタチが悪いよね』
よくありがちな”女の子トラブル”。明らかにその原因になる子がいる場合もあるようです。そしてその子の意地悪な言動は小学生になる以前、幼い頃から見え隠れしているというコメントが散見しました。さらには年齢が上がるにつれて、行動が陰湿になっていく子も少なくないようです。では、そうした子たちは生まれたときからトラブルメーカーだったのでしょうか?

家庭環境が原因となる場合も

『いじめっ子って、親の評判があまりよくない。家庭環境が強いと感じる』
例えば親が放任主義でわが子にあまり興味がないと、愛情を欲した子どもがトラブルを起こすことはあるでしょう。一方で、親が甘やかし放題だったために、子どもが世界の中心は自分だと勘違いする可能性もあります。そして親がやっているよくない言動を、子どもが真似してしまうケースも。投稿者さんが気になっている”ひそひそ話のふたり組”の片方は、まさにそれなのだとか。「片方の親は悪口好きで、どこでもそんな話をしている。あそこの子がトラブルの元になりそうで不安」といいます。

一時的なトラブルは”あるある”かも。相談できる環境作りを


『幼稚園からいるよ。小学生にもなれば、仲よくなりたい子のところへ別な子の悪口をお土産にして行くようになる。そこで盛り上がって、仲間意識が芽生える』
『うちも小学1年生。わが家に数人の女の子たちが遊びに来たとき、そのうちのひとりがこっそりひとりずつ呼び出し、娘の悪口をヒソヒソ言っているのを目撃。寒気がした』
寄せられたなかには、ゾッとするようなコメントもありました。こうした子たちにはいくつかのトラブルを通し「これはやってはいけないことなんだ」と、学んでいってほしいものですが……。
投稿者さんは今後も、気になる子は引き続き注視しておくのがよさそうです。娘さんにはお友達とのあいだに困ったことが起きたら、ママに隠さず相談することを伝えておきましょう。娘さんとの良好な関係性をキープしておけるといいですね。ただ、それとは違う小学校中学年で起きやすいトラブルは、わりに一時的なもののよう。「ピークは3〜4年生で、6年生になれば落ち着いてくる」という声もありました。多少のことであれば一種の通過儀礼のようなものと考え、おおらかに見守ってはどうでしょうか。娘さんが人間関係を学ぶ場にもなるでしょう。もちろん見過ごせないトラブルにはしっかりと対応を! そのときはこれまでずっと注視していたことも、何かの形で役立つかもしれません。

文・鈴木麻子 編集・みやび イラスト・まゆか!

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このニュースに関するつぶやき

  • そうなんだ。私はコウモリ感覚で複数のグループを行き来してたかな。「あの子嫌いだから無視しよ。」というのを無視して両方と仲良くしていた。
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