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新たな酷暑対策として、全日空は、屋外で作業をするグランドハンドリングスタッフなどを対象に導入した「ファン付きのベスト」を公表しました。
日光を遮るものがない空港のランプエリアでの作業は、アスファルトからの照り返しの影響もあり、体感温度が気温を上回ると言われています。
全日空は、先月から新たな酷暑への対策として、国内およそ50の空港の屋外で働く、グランドハンドリングスタッフと整備士およそ1万人を対象に、「ファン付きのベスト」を導入しました。
ベストには両側に1つずつ、身体へ風を送る小型のファンがつき、1度の充電で5時間、使用することができます。
全日空によりますと、航空機の誘導や乗客の案内などを行うグランドハンドリング業務は、1便あたりの屋外での作業が、1時間から2時間ほど続くこともあり、これまでも、給水車による水分補給や、塩分を補給するアメの配布などの酷暑対策を行ってきました。
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全日空の担当者は、「さらなる酷暑対策として、ファン付きベストを導入し、今後も魅力ある職場作りを目指す」としています。