サッカーのパリオリンピック(五輪)日本代表に選出された柏レイソルのFW細谷真大(22)とDF関根大輝(21)が4日、柏市役所を表敬訪問した。ホームスタジアムの三協F柏に近い柏第三小学校の児童から寄せ書きを受け取り、太田和美市長(44)から「柏から世界へを体現していただき誇らしく思う」と激励を受けた。
細谷は、今季のリーグ戦は2得点と苦しむが、U−23アジア杯では勝負どころで得点を決め、五輪代表のエースとしてパリへ向かう。「アジア杯で(周囲の)期待もありましたし、プレッシャーもあったので。その中で決めきるところが大事。そこは本大会でも見せていきたい」と意気込んだ。目標は「1試合に1点は取りたい」とし、狙うは68年メキシコ五輪の釜本邦茂氏以来となる得点王とメダルだ。得点王に「そこは意識しないといけないところ」と明言し、エースの自分が得点を取ることで、チームのメダルに近づくと考えている。
リーグ戦でもU−23アジア杯でも、関根のアシストで細谷が得点する場面はまだない。同じチームで練習、意思疎通の準備は万全なだけに、2人のホットラインからの得点に期待がかかる。関根は「僕の精度次第。そこは今練習してるので、しっかり見せたいと思います」とエースの援護に意欲を示し、細谷は「どんな形でも決めたい。セキ(関根)のクロスから、まだ点が入っていないのも自分たちの責任。練習からしっかり合わせていければ」と話した。【岩田千代巳】
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