U−23日本代表パリ五輪メンバー発表から一夜明けた4日、選出されたFW斉藤光毅(22=ロンメル)が英国からオンラインで取材に応じ、背番号10の覚悟を示した。
現地時間午前6時に起床して、YouTubeで発表を見守った。「ドッキドキでした。とりあえずホッとしています。選ばれるだけでは意味が無いのでしっかり活躍できるようにコンディション上げていきたい」と笑みを浮かべた。
チーム発足時より、中心的な役割を担ってきたが、今夏の移籍次第で招集は不透明な部分もあった。久保や鈴木唯の招集が見送られる中、10番を託された。小中時代に慣れ親しんだ背番号に「うわ、10番じゃん」と驚きつつも「日本代表の10番ってプレッシャーもかかるし、みんなの期待とかをしっかり背負いながらやりたい」と自覚十分。最後に背負ったのは5試合無得点に終わった2年前のU−23アジア杯だ。「全然いいプレーできなかったのでコンディションあげていいプレーできれば」と燃える。
A代表では中村俊輔、香川真司ら憧れの選手が背負ってきたエースナンバー。今度は自分がその立場になる。「そうみんなに思ってもらいたいし、そう思わせないといけない」。目標の金メダルへ、エースの活躍が欠かせない。【佐藤成】
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