日本陸連は4日、今月26日開幕のパリオリンピック(五輪)日本代表内定選手を発表し、坂井隆一郎(26=大阪ガス)が男子100メートルで初の五輪代表に選出された。
6月末の日本選手権で2連覇を飾り、五輪代表資格に関わる世界ランキング(Road to Paris)で出場圏内に入った。坂井は同社を通じてコメントを発表。「オリンピックは自分が目指す最大の舞台で、ずっと夢だったので出場が決まって大変うれしく思っています。初のオリンピックとなるので気負うものはなく、挑戦者として挑むつもりです。100メートルでは決勝に進出することを目標に、最大限の力を発揮できるよう、残りの時間でしっかりと調整していきたいです。リレーに関しては、これまで世界選手権で2回走っていますが、未だメダルには届いていません。周りのメンバーも心強いので金メダルを目指して頑張ります」とした。
坂井は22年から2大会連続で世界選手権に出場し、自己ベストは日本歴代7位タイの10秒02。“カミソリスタート”と称される鋭い出足が武器で、400メートルリレー(4×100メートルリレー)では1走としての期待もかかる。
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