15度の傾斜でフードが手前に集まって食べやすい「にゃにゃめ」フードボウル

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2024年07月05日 09:01  BCN+R

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猫壱、猫工学に基づいて設計した15°の角度と脚付きで食事しやすい猫用フードボウルを発売
 猫壱は7月1日に、「ハッピーダイニング食器」シリーズから、傾斜付きでフードが手前に集まって食べやすい「脚付にゃにゃめフードボウル」の販売を開始した。価格は2728円。

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●脚付きにして逆流を防ぎ、吐き戻しを軽減

 「脚付にゃにゃめフードボウル」は、従来の脚付だけの食器では食べにくそうにしていた猫と暮らしている飼い主からの「顔が平坦なので、フードの粒をすくいにくそう」という悩みや、「角度がついた食器がほしい」というリクエストを受けて開発がスタートした。

 「にゃにゃめ」という名称は、同社の公式Instagramアカウントにて募集した、「斜めタイプ」に代わる新名称への応募の中から採用されている。

 以下の、5つの猫工学に基づいて設計された。

(1)食べやすい脚付食器

(2)フードが手間に集まり食べやすい「15°の傾斜付き」

(3)直径が広めのお椀で、ひげ疲れせず、食べることに集中しやすい

(4)食べこぼしを防ぐ「かえし」付き

(5)ニオイ残りが少なく、安定の重量感がある磁器製

 (1)では、比較的食道がまっすぐであるという、猫の身体的特徴によって、食器を低い位置に置くと胃よりも頭が下になるため、食道にたまった食べ物が逆流しやすい状態で食事をしなければならないことから、食器を脚付にすることで逆流を防ぎ、吐き戻しを軽減する。

 (2)では、猫の身体学的特徴に合わせてお椀の部分に斜め15°の傾斜をつけることによって、フードが自然に手前に集まるため頭の位置を動かしたり、顔を皿にうずめたりせずに食べられるようにした。マズルが短めの猫種(エキゾチックショートヘアやマンチカンなど)に特に適している。

 (3)では、食事のたびに顔の筋肉を収縮させることで、感覚の鋭いひげが食器やフードに当たらないようにする動きを繰り返すことによるストレスを軽減すべく、椀の直径を広く設計してひげ疲れに配慮した。

 (4)では、食事を舌ですくって食べる猫の食性を考慮して、椀の縁の部分に「かえし」を付けている。「かえし」によって食べこぼしが起きにくく、最後のひと舐めまで食事を楽しめる。また、フードが床などにこぼれにくいので、衛生面でも優れている。

 (5)では、素材に磁器を採用することで前に食べたフードや洗剤などのニオイが残りにくくなり、風味に敏感な猫でも安心して使える。また重量感があるため、食事中に滑りにくく倒れにくい。さらに、国内外4つの有害物質試験をクリアした「鉛・カドミウムフリー」食器となっている。

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