東京都心 2日連続で35℃以上の猛暑日を観測 湿度も高い 熱中症に厳重警戒

3

2024年07月05日 12:49  日本気象協会

  • 限定公開( 3 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

東京都心 2日連続で35℃以上の猛暑日を観測 湿度も高い 熱中症に厳重警戒

今日5日(金)、正午過ぎに東京都心では最高気温35℃以上の猛暑日となりました。昨日4日(木)に続き、2日連続の猛暑日です。湿度も高いため、熱中症に厳重な警戒が必要です。



●東京都心 2日連続の猛暑日


今日5日、東京都心では昨日4日以上に朝から早いペースで気温が上がり、12時22分に最高気温35℃以上の猛暑日を観測。2日連続の猛暑日となりました。

この後、東京都心ではお帰り時間帯の午後6時〜7時頃まで、最高気温30℃以上と、10時間以上暑さが続きます。

また、夜も気温の下がり方が鈍く、東京都心では2日連続で熱帯夜となりました(熱帯夜:夜間の最低気温が25℃以上)。今夜も夜間の最低気温が25℃以上の熱帯夜となる見込みです。

昼間は猛暑、夜間は熱帯夜に注意が必要です。


●熱中症の応急処置


熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。


    ニュース設定