超音波検査に映る赤ちゃん、羊水の中で勢いよく“おしっこ”(チュニジア)<動画あり>

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2024年07月05日 14:51  Techinsight Japan

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妊婦の超音波検査では、お腹の中の赤ちゃんの健康状態が分かるというが…。赤ちゃんが羊水の中でおしっこする姿が捉えられたという(『Terra 「Bebê faz xixi durante ultrassom e vídeo surpreende a web; obstetra explica」』より)
妊婦にとって超音波検査は「命が宿った幸せ」を実感できるだけでなく、我が子の健康状態や発育の様子などを知ることができる貴重な瞬間だ。そんな検査の最中に、お腹の中の赤ちゃんが勢いよく“おしっこ”をする様子が捉えられ、話題となっている。

【この記事の動画を見る】

今年1月、北アフリカの国チュニジアの産科医ロジャー・キソカ氏(Dr. Roger Kisoka)のInstagramに、ある妊婦の超音波検査の映像が投稿され、のちにブラジルのネットメディア『Polêmica Paraíba』などが伝えて注目された。

動画では、矢印のカーソルがある画面中央付近から、何かが勢いよく出ているのが見て取れ、まるで消防用ホースから放水でもしているかのようだ。

実はこれ、お腹の中の赤ちゃんがリアルタイムでおしっこをしている姿であり、映し出されているのは赤ちゃんの股間のようで、医師は母親に「全て順調だよ。ただ赤ちゃんは放尿しているよ」などと説明。姿こそ見えないものの、母親の笑い声が聞こえてくるのであった。

産婦人科医のマリア・カロリーナ・ダルボーニさん(Maria Carolina Dalboni Terra)によると、赤ちゃん(胎児)は羊水を飲んで吸収し、腎臓で濾過した後に尿として排出することを繰り返しており、動画のような光景は妊娠18〜20週頃になると見られるという。

また、老廃物は臍帯を通して母体へと排出されているそうで、羊水は赤ちゃんの尿の量を反映するため、母子の健康状態を判断するための大切な指標となるそうだ。

そして投稿された動画には、「赤ちゃんって、お腹の中でおしっこをしているんだね!」「尿を出して、それをまた飲んでしまうなんて!」「おしっこは顔にかかっているのかな?」「これは本当なの?」「なんだか不思議」といった驚きの声があがっていた。


一方で、お腹の中の赤ちゃんが便をすることはほとんどないものの、羊水内に胎便と呼ばれる緑色の便をしてしまうこともあり、この胎便が混じった羊水を肺に吸い込むと危険だという。

ちなみに2021年には神聖な教会で、洗礼式の最中に生後7か月の男児が放尿。まるでコメディ映画のワンシーンのような儀式の様子は動画に収められ、多くの人に笑顔を届けて拡散した。



画像は『Terra 「Bebê faz xixi durante ultrassom e vídeo surpreende a web; obstetra explica」(Foto: Reprodução/Instagram/@dr_roger_kisoka)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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