「呪術廻戦」大型展覧会開催 初公開資料満載で創作秘話解き明かす【芥見下々「呪術廻戦」展】

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2024年07月05日 16:19  モデルプレス

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芥見下々「呪術廻戦」展(C)芥見下々/集英社
【モデルプレス=2024/07/05】『週刊少年ジャンプ』で人気連載中の漫画『呪術廻戦』(芥見下々著/集英社刊)の「創作秘話」を解き明かす大型展覧会を、2024年7月6日〜8月27日に渋谷ヒカリエ内のHikarie Hallで開催する。

【写真】「呪術廻戦」大型展覧会の様子

◆呪術廻戦展、渋谷で開催

本展覧会では、デジタル手法による『呪術廻戦』の創作工程を、作者の解説も交えながら一挙公開。連載前に制作されていたプロトタイプ『呪術匝戦』(読み・じゅじゅつそうせん)のネームも、本展で初めて一部が公開される。フォトスポットエリアは来場者も写真撮影可能。

その他、『呪術廻戦』のネームや下書き展示など、ファンにとってはたまらない初公開資料が盛りだくさん。併設する展覧会公式ショップでは展覧会図録を含め90点のアイテムを取り揃えている。

◆豪華声優2人による音声ガイド

アニメ『呪術廻戦』出演中の榎木淳弥(虎杖悠仁役)、諏訪部順一(両面宿儺役)が音声ガイドに登場。ナビゲーターとして芥見下々氏の創作の秘話を解き明かす。

榎木は「ガイドを聞いてくださる皆さんに内容が伝わりやすいように、丁寧に読ませて頂きました。“呪術師”を一度も噛まずに言えたので嬉しかったです。今回の展覧会は、僕も知らなかった裏話や、芥見先生の創作エピソードがありますので、『呪術廻戦』ファンの方はもちろんのこと、皆さんに楽しんでいただけると思います。ぜひ御来場ください!」とコメント。

諏訪部は「マンガ作品が生み出されるまでのプロセスに、これまでにないレベルで踏み込んだ今回の展覧会。ご覧いただける膨大な資料は大変貴重なものばかりです。間違いなく、見応え満点だと思います。そんな『呪術廻戦』の深淵へと赴く旅のお手伝いを、私もさせていただきました。あわせてお楽しみいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします」とアピールした。

来場者特典として、キャラクターのカラーイラストと名シーンの下書きを組み合わせたオリジナルステッカーを会期中、入場チケットまたは招待券で本展に入場で1人につき1点、会場展示エリアの入口で配布。(※8種の絵柄が1枚の台紙にデザインされており、ランダム配付ではない。)(modelpress編集部)

◆展示内容&見どころ紹介

・エントランス

漫画、アニメ、ミュージカルなど芥見下々氏のデビューから『呪術廻戦』の歩みを紹介する、芥見下々×『呪術廻戦』年表を掲出。

・領域之壱 プロトタイプ&ネーム

完成原稿ができるまでのネーム・下書きを惜しみなく展示。『呪術廻戦』へとつながる前日譚『東京都立呪術高等専門学校』から、連載前に制作されたプロトタイプのネーム『呪術匝戦』も初展示。

・秘録ネーム解禁『東京都立呪術高等専門学校』

『週刊少年ジャンプ』の増刊である『ジャンプGIGA』において4話連載され、後にコミックス第0巻として刊行された『東京都立呪術高等専門学校』を紹介。これまで未公開のネームの一部を抜粋してパネルで展示。

・秘録ネーム解禁『呪術匝戦』

『東京都立呪術高等専門学校』発表後に、『週刊少年ジャンプ』本誌の連載会議用に制作したプロトタイプ『呪術匝戦』(読み・じゅじゅつそうせん)の未公開ネームを一部抜粋してパネル展示。『呪術廻戦』へと転用されているアイデアなど、貴重な創作過程を知ることができる。

・全貌解禁『秘匿絵図之間』

データの残る『呪術廻戦』の連載第1話(1巻)〜第236話(26巻)までの「ネーム」と「下書き」をプロジェクタ投影展示。ネームは4400ページ以上、下書きは3000ページ以上からなり、作者の創作した物量と、費やした時間を感じさせるかのように流れ続ける。

そのほとんどが本邦初公開となるネーム。そして名場面構築への準備の様子がうかがえる貴重な下書き類も。スキャンする前の紙の状態で残る、芥見氏が手書きした「アナログ」のネームも展示。また、芥見氏と担当編集がやりとりした「返しネーム」(担当編集がネームを読んでの指摘)も一部公開する。

・領域之弐 デジタル作画メソッド

構想から作画、アシスタント陣との作業連携…デジタル作画ならではの『呪術廻戦』の緻密な創作工程を分かりやすく紹介・解説。

・『呪術廻戦』デジタル作画工程解説

今やスタンダードとなりつつあるデジタル作画環境での漫画制作。その千差万別の手法において、本作『呪術廻戦』では芥見氏とアシスタント陣がどのような工程を経て作品を創作しているのかを解説する。

・デジタル<多重層作画>立体模型

「デジタル原画」を構成している「レイヤー」をオブジェ化。1枚のデジタル作画の実態が、重なり合う「イラストの多重層構造」であることを視覚的に体感することができる。

・原画データ体感ディスプレイ<4連マルチVer.>

芥見氏とアシスタント陣がどのような工程を経て1枚の原稿を完成させていくかの流れを、4連に配置されたディスプレイを用いて展示。

・領域之参 連載原稿 総力解説

ストーリーごとに区切ったエリアで、キャラクター・設定・ストーリーについて、ネームや下書き、背景画を交えて作品づくりの最深部を解説。芥見下々氏によるQ&A形式のコメントを添えて、これまで明かされていなかった部分まで掘り下げる。

デジタルで描かれた原稿だからこそ見ることができる、ネーム・下書き・背景画をパネルや映像で展示。エリアによっては、フォトスポットも設置されている。

・領域之参 各コーナーの展示構成

・第1話「両面宿儺」〜呪胎戴天〜幼魚と逆罰編
<完成原稿出力:パネル型1点 額装型14点(27P相当)/原画データ体感ディスプレイ:10シーン(20P相当)/作者解説12点/秘蔵素材開示:ネーム5点>

・京都姉妹校交流会〜起首雷同編
<完成原稿出力:パネル型4点 額装型9点(25P相当)/原画データ体感ディスプレイ:10シーン(20P相当)/作者解説9点/秘蔵素材開示:ネーム9点/下書き3点/背景画3点>

・懐玉・玉折編
<完成原稿出力:パネル型3点 額装型12点(27P相当)/原画データ体感ディスプレイ:9シーン(18P相当)/作者解説4点/秘蔵素材開示:ネーム5点/下書き1点>

・宵祭り〜渋谷事変編 ※アナログ背景画展示ケースあり
<完成原稿出力:パネル型2点 額装型16点(34P相当)/原画データ体感ディスプレイ:10シーン(20P相当)/作者解説28点/秘蔵素材開示:ネーム4点/下書き9点 背景画11点(うち什器展示8点)/背景指示1点>

・死滅回游編
<完成原稿出力:パネル型2点 額装型21点(42P相当)/原画データ体感ディスプレイ:11シーン(22P相当)/作者解説10点/秘蔵素材開示:ネーム6点/下書き5点/背景指示1点>「法律監修」解説パネルや「3Dモデル作画」解説パネルも

・人外魔境新宿決戦
<完成原稿出力:パネル型1点 額装型11点(22P相当)/1話丸ごと展示:10シーン(19P相当)/原画データ体感ディスプレイ:6シーン(12P相当)/秘蔵素材開示:ネーム8点/下書き7点>

・TEAM JUJUTSU KAISENアシスタント紹介

『呪術廻戦』の作画を支える6人の精鋭アシスタント陣を作者のコメントで紹介。アシスタント陣が手がけた超絶技巧の背景画を使ったフォトスポットでは、作品世界の中に入り込んだかのような写真撮影をすることができる。

・領域之肆 カラーイラスト

渾身のカラーイラストの数々を大迫力のサイズで展示。デジタルで描かれた作品だからこそできる拡大出力&デザイン処理によりトリミングされていた部分まで高範囲で出力。展覧会キービジュアルの制作過程をおさめたタイムラプス動画や、「週刊少年ジャンプ」の表紙となったイラストの創作過程も公開する。

・領域之肆 各コーナーの展示構成

・カラーイラスト展示<完成原稿出力:パネル型32点/作者解説 新規23点、再掲9点>
・「週刊少年ジャンプ」の表紙ができるまで<完成原稿出力:特装パネル型2点>: 「週刊少年ジャンプ」の表紙のように、依頼(発注)を受けて描くイラストの工程を知ることができる。
・展覧会キービジュアルができるまで<完成原稿出力:特装パネル型1点>:展覧会キービジュアルを特大サイズで展示。作画の様子をおさめた貴重なタイムラプス動画も公開。
・第4回キャラクター人気投票上位3人イラスト<完成原稿出力:特装パネル型3点>:2024年3月11日〜4月18日まで実施された、第4回キャラクター人気投票の上位3人イラスト。東京会場で最速展示。

◆開催概要

展覧会名:芥見下々『呪術廻戦』展
会場:Hikarie Hall
会場住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 9F
アクセス:JR線・京王井の頭線「渋谷駅」と2階連絡通路で直結
東京メトロ銀座線「渋谷駅」と1階で直結
東急東横線・田園都市線・東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」B5出口と直結
会期:2024年7月6日(土)〜8月27日(火)※会期中無休
開館時間:10:00〜20:00(19:30最終入場)

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