国家公務員のおよそ3割が、ハラスメント行為を受けた経験があることが人事院の調査で分かりました。
人事院は一般職の国家公務員を対象に無記名でのアンケート調査を行い、およそ2000人が回答しました。
調査によりますと、「ハラスメントを受けたと感じたことがある」と回答した人は27.6%にのぼりました。
ハラスメントを受けた相手については「上司」が78%、「同僚」が24.9%、「行政サービスの利用者」が9.7%だということです。
また、ハラスメントを受けた人の64.2%が「相談をしていない」と回答していて、その理由としてもっとも多かったのは「相談をしても解決しないと思ったから」でした。
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人事院は「調査結果を踏まえ、必要な施策の検討を進めていく」としています。