レアル加入のエンバペ、ヴィニシウスとの共存に自信を示す「適応しなければならないのは僕」

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2024年07月17日 03:30  サッカーキング

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レアル・マドリードに加入したエンバペ [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードの入団セレモニーを終えたフランス代表FWキリアン・エンバペが、記者会見に出席して新たなチームメイトたちについて言及した。16日、スペイン紙『アス』が同選手のコメントを伝えている。

 先月3日にレアル・マドリードへの加入が発表され、今月16日には本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』で行われた入団セレモニーに臨んだエンバペ。スピーチでは、「このクラブ、このエンブレムのために全てを捧げる」と語るなど早くも“白い巨人”に対する愛情を示したストライカーは、セレモニー終了後に出席した会見で新たなチームメイトとプレーする喜びを語った。

 セレモニーの感想を問われたエンバペは、「レアル・マドリードの選手になれるのは光栄だし特権だ。 7月16日は僕にとっても、僕の家族や友人たちにとっても歴史的な日になった。素晴らしい1日を期待していたが、それ以上に素晴らしかったよ」と述べている。

 また、新天地で最も共にプレーしたい選手については、「ヴィニ、ベリンガム…彼らは素晴らしいが、レアル・マドリードでプレーするとなれば、みんな素晴らしい」とコメント。なかでもブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールからは、レアル・マドリード勧誘のメッセージを受け取っていたと明かした。

 そんなヴィニシウスに対しては、「彼はユニークな選手だし、ロドリゴや他のストライカーたちと同じように、彼と一緒にプレーできることをとても嬉しく思っている」と称賛。「偉大な選手は一緒にプレーしなければならないし、僕と彼が一緒にプレーすることは何の問題もないと思う」とピッチでの共存に自信を見せつつ、「彼は完璧な3シーズンを送ってきた。適応しなければならないのは僕なんだ」と口にしている。

 さらに、10番への憧れを問われた際には、「ここの10番はバロンドール受賞者であり、すべてのチャンピオンであるモドリッチのものだ。僕は彼を誇りに思っているよ」と現在同番号を背負っているクロアチア代表MFルカ・モドリッチへのリスペクトを強調。自身は9番を背負って戦うことが決まったが、「しかも9と10は近いんだ。何も問題ないし、この番号を身に着けることは喜びだよ。なぜなら僕は自分の後ろにあるもの、背中にあるものを見ない。僕の視線は常に前方、ゴールに向かっている」と説明した。
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