人気作品「薬屋のひとりごと」の作画を担当する漫画家ねこクラゲ氏が9日、X(旧ツイッター)を更新。脱税で有罪判決を受けた件についてあらためて謝罪した。
ねこクラゲ氏は、直筆の文書を公開し、「この度は、私ねこクラゲの納税に関わる事でお騒がせして申し訳ありませんでした」と謝罪。「先日の裁判で判決を受けた事を真摯に反省し、現在は信頼できる税理士の方にサポート頂いており 今後は二度とこのような事を起こさない事を誓います」とした。
続けて「また、この様な状況でも作品を読みたいと言ってくだされる読者の皆様、作品を描かせて頂ける判断をしてくださった関係者の皆様に感謝し、今後は作品を描き続ける事で、皆様へ償いと恩返しができればと思います。作品もより一層大切に描いていきたいと思いますので、これからも見てくださる人がいれば幸いです」と思いをつづった。
ねこクラゲ氏は4月、所得の2億6千万円を申告せず、所得税4700万円を脱税した疑いがあることが一部で報じられ、自身のXで謝罪。「以前の私は税金に関して無知であったため確定申告を怠っていました。2022年に税務署から本税、延滞税、無申告加算税を納めるようご指示を受けましたので、その全額をすぐに納付しており現在では税理士に依頼して、適切な申告、納税を続けています」と説明していた。7月に行われた裁判で福岡地裁が懲役10カ月(執行猶予3年)、罰金1100万円の判決を言い渡したことも報じられた。
「薬屋のひとりごと」は、小説家の日向夏氏による同名ライトノベルが原作。アニメ化もされ、第1期は23年10月〜24年3月まで日本テレビ系で放送された人気作。第2期が25年に放送されることも決定している。
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