演奏を務める東京フィルハーモニー交響楽団がスタンバイし、そこに指揮者・田尻真高氏が登壇すると、いよいよ開演。スタートを飾ったのは、『葬送のフリーレン』の劇伴のオファーを受けた Evan 氏が最初に制作した楽曲で、作品全体をイメージしたという「Journey of a Lifetime 〜 Frieren Main Theme」。本作を表現するにふさわしい壮大な楽曲に合わせて、スクリーンにはフリーレンたちの旅の先々の景色と、勇者パーティー、新パーティー合わせて6人のメインキャラクターの姿が映し出された。
そこから、フリーレンとヒンメルたちの“最後の冒険”やヒンメルの死に寄り添った「One Last Adventure」「Farewell,My Friend」、フリーレンとその弟子フェルンの出会いのシーンに合わせた「Time Flows Ever Onward」、魔族との激しい戦いを盛り上げた「Zoltraak」など、ファンにはお馴染みの楽曲がフリーレンの旅を辿るかのように紡がれていった。