スパーズ史上最高額のソランケ、無得点もポステコグルー監督は擁護「判断を急ぐ必要はない」

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2024年09月21日 14:59  サッカーキング

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今夏からトッテナムでプレーするソランケ [写真]=Getty Images
 トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、イングランド人FWドミニク・ソランケを批判から擁護した。20日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えた。

 今夏の移籍市場でソランケを迎え入れたポステコグルー監督は、同時期にブレントフォードからアル・アハリに移籍したイングランド代表FWイヴァン・トニーにも「目を向けた」と明かしたが、「当時の私たちが求めるプロフィールに合致していたのはドム(ソランケ)だった」とコメント。クラブ史上最高額となる移籍金6500万ポンド(約125億円)でスパーズに加入したストライカーは加入後3試合に出場して無得点だが、評価を決めるには時期尚早だと強調した。

「深呼吸して、ちょっとヨガでもして、世界について考えて…判断はそれからでもいい。というのも、彼が素晴らしいスタートを切り、フィットして、開幕4試合連続で得点を決める。そんな飛ぶ鳥を落とす勢い状況だったとしても、他のストライカーと同じように得点を決められない時期が訪れるかもしれない。だから、判断を下すのに急ぐ必要はないんだ」

「私が見ているのは、彼が入団してとてもフィットしていること、そして論理的に考えれば、彼が出鼻を挫かれる格好で足首をケガしてしまったことだ。だが、取り戻すための時間はまだたっぷりある」

 昨夏からチームを率いるポステコグルー監督は、2018−19シーズンのマウリシオ・ポチェッティーノ元監督以来、約5年ぶりにトッテナムでフルシーズンを戦い抜いた監督となった。だが、2年目の今季はリーグ戦で1勝1分2敗と低調なスタート。戦術への固執に対してファンから懐疑的な声も上がっているが、同監督はチームとしての結果についてもファンに忍耐を求めている。

「(否定的な意見は)私の環境には浸透していない。ファンがどう感じるかは自由だ。そして、それ(批判)が私や私たちが達成しようとしている目標に影響を与えることはない。自分たちが何を成し遂げたいのか、どんなチームになりたいのか、そのことだけに集中しなければならないんだ」

「私がここに来たのは、しばらくの間成し遂げられていなかったこと(タイトル獲得)をやろうとするためだ。物事を変えなければならない。それは不安かもしれないが、私たちが望むことを達成するためには必要なことなんだ」

 トッテナムは21日にプレミアリーグ第5節でブレントフォードと対戦する。


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