65歳・月の年金8万6000円・現預金20万円「熟年離婚でひとりの生活」という女性の不安

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2024年09月21日 20:10  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、静岡県在住65歳女性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、静岡県在住65歳女性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:65歳女性
同居家族構成:本人のみ
居住地:静岡県
年金受給前の職業:専業主婦
年金受給前の年収:0円
現在の資産:預貯金20万円、リスク資産0円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:国民年金、厚生年金(ともに年数不明)

現在受給している年金額(月額)

老齢年金(国民年金・厚生年金):8万6000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

「娯楽にまわせるお金はありません」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「食費を抑えてなんとか生活していますので、娯楽にまわせるお金はありません」と語っています。

ひと月の支出は約「11万円」。年金だけで「年の半分くらい足りない」と回答されています。

「家賃と光熱費を除くとギリギリの生活」

年金で足りない支出については「貯蓄から月に2万円ほどを引き出し」て賄っているという投稿者。

現在は年金以外の収入がなく「家賃と光熱費を除くとギリギリの生活です」と言います。

年金生活においては「電気は消せるところは消す、水は流しっぱなしにしないなど光熱費をなるべく抑えています」と節約を意識しているとのこと。

「なるべく多くの貯蓄をしておけばよかった」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「結婚後は専業主婦でしたので、働きにでることがほぼなかった。パートしてなるべく多くの貯蓄をしておけばよかった。結構お金を趣味に使ってきたのですが、そこは(もっと)抑えられたかなぁと今は思います」と回答。

今の生活については「熟年離婚をして一人の生活なので、今後の不安はあげたらきりがありません。身体を悪くしないかと、健康面がとても心配です。なんとか健康でいられればギリギリでも食べていければ十分です」とコメント。

いっぽうで「孫はふたりいるので、たまに会って些細ですが孫の欲しがるものを買ってあげて、食事にいくことが楽しみ。孫の成長がなによりの喜びです」と教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • 「老後2000万円問題」って、月に22万消費する計算だったよね。 現役世代がそれより低い月収でやりくりしてるのをバカにしてるんかね。計算したヤツは!
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