【オールカマー予想】実績馬が力を発揮できる舞台 過去10年の勝ち馬はすべて前走重賞組

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2024年09月22日 06:35  netkeiba

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オールカマーに出走予定のレーベンスティール(撮影:下野雄規)
 優勝馬には天皇賞(秋)への優先出走権が与えられるレースで、広い外回りコースを使った別定重量のGII戦。強い馬、実力馬にとって有利な舞台設定だ。過去10年間の勝ち馬はすべて前走で重賞競走を経験しており、中でも国内外のGI競走から挑んだ馬が6勝を挙げている。

 ◎レーベンスティールは同じ中山競馬場芝2200mで行われたセントライト記念優勝馬。この時は中団インを手応えよく進み、直線入り口で外に持ち出されると、一気に伸びて皐月賞馬ソールオリエンスを突き放した。激しい気性を内在させ、遠征した昨年暮れの香港競馬、そして春の新潟大賞典は力を発揮できなかったが、前走のエプソムCで復活のV。そこから2kg減の57kgで出走できるここを、秋の飛躍を誓う一戦にしたい。

 〇ステラヴェローチェは21年神戸新聞杯優勝馬。皐月賞3着、日本ダービー3着そして菊花賞4着だからシャフリヤール、エフフォーリア世代を代表する1頭だった。途中、2年近い休養もあったが、復帰後は大阪杯で0.1秒差4着、札幌記念3着と衰えのないところを示している。外回りコースは初めてだが中山競馬場は皐月賞3着、有馬記念4着と実績があり、直線が長いコースも得意にしている。逆転も視野に入れたい。

 ▲サリエラはローズS2着。小柄な牝馬だが、長く良い脚を使えるタイプでダイヤモンドS2着、そして目黒記念3着馬と、牡馬に交じって長距離重賞で堅実な成績を残している。前走の天皇賞(春)は慣れていないコースに戸惑ったとの事で、ゆったり走ることができる外回りコースは合っている印象だ。ハンデ3kg差のダイヤモンドSでテーオーロイヤルと接戦を演じた実績を評価したい。

 △サヴォーナは日経新春杯2着。3歳秋には神戸新聞杯2着もある。函館記念は最内枠が仇になって思うようなポジションが取れず、最後は差を詰めたものの前残りの展開にも泣かされた。外回りコースなら、自分の競馬ができそうだ。

 ほかでは前2走は自分の競馬が出来なかった△リカンカブールと、鳴尾記念のレースが印象的な△ヤマニンサンパ。それとやや気難しさを内在させるもののポテンシャルは高そうな△ニシノレヴナントのレース内容にも注目したい。

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