【フィギュア】樋口新葉が合計192・33点で今季初優勝「120%の力で滑り切れた」東京選手権

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2024年09月22日 21:03  日刊スポーツ

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表彰台で笑顔の、左から2位住吉、優勝の樋口、3位青木(撮影・鈴木みどり)

<フィギュアスケート:東京選手権>◇22日◇第2日◇千葉・アイスパーク船橋◇女子フリー



22年北京オリンピック(五輪)団体銀メダリストの樋口新葉(23=ノエビア)が、今季3戦目で初優勝を飾った。フリー125・26点で合計192・33点。「最初から最後まで練習通り120%の力で滑り切れたと思うので、そこがすごく自信につながった」と納得の表情を浮かべた。


「体の状態は北京(五輪)の時よりもいいんじゃないか」。首位通過した21日のショートプログラム(SP)の勢いそのままに、この日も快調な滑り出しだった。冒頭で幅のあるダブルアクセル(2回転半)を決めると、3回転ルッツ−3回転トーループの連続ジャンプも成功。中盤に転倒したが、その後も焦らずにジャンプを締め切った。今月上旬に行われた東京夏季大会から合計を20点以上伸ばし、「比べものにならないくらい余裕を持って滑れたと思う」と手応えを示した。


休養から復帰して迎えた2季目のシーズン。ここまで順調に歩を進めているが、「今がピークじゃない。ここから上げていくのがすごいしんどいことというのは見えているけど、結果として残っているのですごく楽しみ」と実感を込める。年末の全日本選手権に狙いを定めており、次戦は10月18日に開幕するグランプリ(GP)シリーズ初戦のスケートアメリカ。「今年はしっかり結果を残していきたいのと、どんどん上を目指していけるように頑張りたい」と、さらなるステップアップを誓った。

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