<フィギュアスケート:東京選手権>◇22日◇第2日◇千葉・アイスパーク船橋◇女子フリー
昨季のグランプリ(GP)ファイナリストの住吉りをん(21=オリエンタルバイオ/明治大)は、フリー125・97点の合計186・91点で2位だった。
順調なスタートを切ったものの、後半の3回転ルッツやフリップでバランスを崩し、コンビネーションを付けられず。うつむきながら氷を後にした。
試合後は悔し涙があふれた。「前半はすごくジャンプもはまっていて、表現したいと思っていたものが出せた」。それだけに、今月頭に行われた東京夏季大会と同じ、終盤のジャンプミスが許せなかった。「集中しているつもりだったけど、何かちょっと上の空になってしまったのかな」と唇をかんだ。
今後は、10月の東日本インカレ(群馬)に出場した後、GPシリーズ第3戦のフランス大会に臨む。昨季はISU公認大会で日本女子初となる4回転トーループを成功させた思い出の場所。「自分自身、すごく楽しみな試合。温かい声援でいつも応援してくださる舞台なので、それに応えられるような準備をしていきたい」と前を向いた。
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大技成功へも意欲を見せた。「今は調子が悪いけど、去年のイメージを持ったまま成功させられるように調子を上げていきたい」。焦らずに、挑戦を続けていく。
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