白熱の“関西ダービー”はドロー決着…京都が一度は逆転も、G大阪が試合終盤に追いつく

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2024年09月22日 21:22  サッカーキング

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J1第31節で京都とG大阪が対戦した [写真]=J.LEAGUE
 22日、2024明治安田J1リーグ第31節京都サンガF.C.対ガンバ大阪が行われた。

 先制したのはアウェイのG大阪。20分、DF中谷進之介のフィードで相手ディフェンスラインの裏へ抜け出したFW山下諒也が中央へ折り返すと、MF山田康太が身体を投げ出しながらダイレクトで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 対する京都は27分、相手陣内深くまでプレッシャーをかけると、GK一森純のパスミスに反応したFWマルコ・トゥーリオが無人のゴールへシュート。これは中谷がなんとか防いだものの、こぼれ球をFWラファエル・エリアスがゴールを決めた。同一シーズンではクラブ新記録となるR・エリアスの4試合連続ゴールで京都が同点に追いつき、試合はハーフタイムとなる。

 迎えた後半、次の1点は京都が獲得した。カウンターからFW原大智のパスを受けたR・エリアスが右サイドから中央へと切り込むと、左足を一閃。グラウンダーのボールはゴール左へと吸い込まれ、京都が逆転に成功した。

 追いかける展開となったG大阪は、FW宇佐美貴史を中心に攻撃を仕掛ける。74分にはその宇佐美が絶妙なトラップからシュートを放ったものの、京都GKク・ソンユンが好セーブを見せ得点を許さない。

 このまま試合終了かとも思われた終盤、G大阪は宇佐美のFKからDF岸本武流が右足でシュート。これはク・ソンユンが好反応で防ぐが、こぼれ球を中谷が押し込み、試合は再び降り出しに戻った。さらにその3分後、またしても宇佐美のFKから中谷がゴールネットを揺らしたものの、これは直前のプレーがハンドの判定となりゴールが認められず。

 結局試合は2−2で終了。白熱の展開となった“関西ダービー”は、両チーム共に勝ち点1を分け合う結果となった。

【スコア】
京都サンガF.C. 2−2 ガンバ大阪

【得点者】
0−1 20分 山田康太(G大阪)
1−1 27分 ラファエル・エリアス(京都)
2−1 60分 ラファエル・エリアス(京都)
2−2 86分 中谷進之介(G大阪)

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