南野拓実、ライン際からの折り返しで先制点アシスト!…3発快勝のモナコが公式戦無敗を継続

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2024年09月23日 00:24  サッカーキング

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ル・アーヴル戦で先制点をアシストした南野拓実 [写真]=Getty Images
 リーグ・アン第5節が22日に行われ、モナコとル・アーヴルが対戦した。

 開幕からここまで3勝1分と無敗を維持しているモナコ。ミドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節では、ラ・リーガで全勝中のバルセロナを2−1で下すなどチーム状態は上向きだ。公式戦3連勝を目指す今節はホームにル・アーヴルを迎えての一戦。日本代表FW南野拓実はリーグ戦2試合ぶりの先発出場を飾った。

 序盤から攻勢を強めるモナコは9分、南野が斜めのランニングでボックス内中央へ侵入しアレクサンドル・ゴロヴィンのパスを引き出すと、こぼれ球を拾ったフォラリン・バログンがシュートを放つ。これは相手DFにブロックされるも、素早く反応した南野がゴールライン際から折り返し、最後はジョルダン・ティーゼが押し込んだ。南野のアシストからモナコが先制する。リードを奪ったモナコはその後もバログンを起点にチャンスを作り、追加点を狙っていく。

 20分過ぎにかけてはル・アーヴルもボールを握る時間を作り、サイド攻撃から惜しい形を作っていく。すると30分、ボックス内でセットプレーのこぼれ球を拾うと、パスを受けたダレル・クジャエフが右足を一閃。つま先の外側で放たれたシュートがゴール右下隅に吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。その後は両チームともに決定機を作り出すまでには至らず、タイスコアのまま前半が終了した。

 後半開始早々の47分、ル・アーヴルはFKのリスタートから敵陣中央でボールを収めたヤシン・ケフタが反転から絶妙なスルーパスを供給。抜け出したホスエ・カジミールがGKとの1対1を制してネットを揺らしたが、BARの介入によって得点は取り消しとなった。冷や汗をかいたモナコはその直後、ティーゼの折り返しからバログンに決定機が訪れたが、至近距離からのシュートを決め切ることができない。

 徐々に攻勢を強めるモナコは61分に南野を下げ、マグネス・アクリウシェを投入する。すると66分、敵陣内でボールを奪い返したウィルフリード・シンゴがドリブルで運び左へ展開すると、エリーゼ・ベン・セギルがボックス手前中央からミドルシュートを沈め、勝ち越しに成功した。さらに70分、デニス・ザカリアのインターセプトからジョージ・イレニヘナを経由し、ボールはボックス内のバログンへ。ダイレクトシュートでネットを揺らし、リードを広げる。

 その後はル・アーヴルがいくつかチャンスを作るも得点を奪うまでには至らず、試合は3−1で終了。勝利したモナコが今シーズンの公式戦無敗を維持している。次節は28日に行われ、モナコはモンペリエと、ル・アーブルはリールといずれもホームで対戦する。

【スコア】
モナコ 3−1 ル・アーヴル

【得点者】
1−0 9分 ジョルダン・ティーゼ(モナコ)
1−1 30分 ダレル・クジャエフ(ル・アーヴル)
2−1 66分 エリーゼ・ベン・セギル(モナコ)
3−1 70分 フォラリン・バログン(モナコ)

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