9月20日に発売された「iPhone 16」シリーズ。従来iPhoneから機種変更する場合はもちろん、Androidスマホから乗り換えるユーザーもいることだろう。今回はiPhone 16へ、これまで使っていたスマホからデータを移行する方法を紹介する。
●Androidスマホから移行する
AndroidスマホからiPhone 16へデータを移行する場合、Google Play ストアから「iOSに移行」アプリを入手し、手順に沿って操作するとデータを移行できる。AndroidスマホでWi-Fiを有効化しておき、iPhone 16で「Androidからデータを移行」を選択することでデータの転送が始まる。音楽やPDFなどは手動で移動する必要があるが、Chromeを使っていて最新の場合、ブックマークを移行できる。
・Android から iPhone または iPad に移行する
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●iPhone同士でデータを移行する
現在使っているのがiPhoneなら、「クイックスタート」を使ってデータを移行できる。現在のiPhoneをWi-Fiに接続した上でBluetoothを有効化し、新しいiPhoneの電源を入れ、両方のiPhoneを近づけるとデータの移行を始められる。データの移行が終わるまで2台のiPhoneを電源につないでおく必要がある。
●Windows PC/Macを介してデータを移行する
Windows PCやMacを使っている場合は、現在使っているiPhoneを接続してバックアップを取ることでデータを移行できる。このとき「自動同期」をオフにしておくと、新しいiPhoneでログインしたときに空のデータを同期することがなくトラブルを回避しやすい。
Windows PCの場合は「iTunes」アプリまたは「Appleデバイス」アプリのいずれかをインストールし、古いiPhoneのデータをバックアップしよう。その後に新しいiPhoneを接続し、Apple IDにログインして「バックアップを復元」するとデータの移行が始まる。すると全てのデータが現在のiPhoneのまま使用できる。Macの場合は、現行のmacOSであれば「Finder」から古いiPhoneのバックアップを取った後、新しいiPhoneをつないで復元すればよい。
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なお、Windows PCでもMacでも、一部のデータは「ローカルのバックアップを暗号化」を有効化しないと復元されない。この点には注意したい。
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