「男性は残業、休日出勤。女性はずっと在宅」職場の男女格差が不満で、転職を覚悟した30代男性

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2024年09月24日 06:10  キャリコネニュース

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自身の働きぶりが正当に評価されていないと感じたとき、会社を辞めたくなる人は多い。今回は、性別により扱いに格差がある職場を辞めようと思った人たちの投稿を紹介する。

群馬県に住む40代後半の女性(精密機器メーカー技術職/年収600万円)は、20年前に「ある小さな金融機関の営業店」に勤務していた。その職場での女性の扱いに不安を感じて退職したそうだ。(文:國伊レン)

50代女性社員が30代の男性陣に見下されるのを見て「仕事での私の将来像でもあるのに」

当時、職場には50代の女性が働いていた。しかし、彼女が30代の男性陣から見下されているのを見た女性は、「私の将来像でもあるのに……」と自分に重ね、不安になったようだ。

「この金融機関のキャリアパスは良いものに感じずさっさと退職しました。今は改善されていると思いますが、同年代は改善前にほとんど辞めていると思います」

現在は職場で男女格差をなくす傾向にあるが、大阪府に住む30代後半の男性(施工管理/年収850万円)も職場で男女間の評価が平等でないと感じている。

男性は「当たり前のように夜間工事や残業、休日出勤」があり、ハードな労働環境で働いている。一方で

「女性は育休、産休 時短勤務でずっと在宅は当たり前」

と、労働量に偏りがあるようだ。多様な働き方が可能になった現在、女性が出産や育児と仕事を両立できるようになった事は素晴らしいことである。しかし、産休や時短勤務の女性たちの穴埋めをする人たちの頑張りが評価に反映されなければ、不満が生まれてしまう。

休日返上で働かされ「仕事の質は明らかに不公平」なのに、「評価はそれなり」だったことに愕然とした男性は、

「これはなにか違うと気づき、転職を覚悟しました」

と投稿を結んだ。誰もが正当な評価をしてもらえる会社で働きたいだろう。

キャリコネニュースでは「『会社辞めよう』と思った瞬間」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/IH9TJF3V

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