今の仕事や職場に不満を抱きつつも働いている人は少なくないだろう。そういう人は、どんなときに「会社辞めよう」と思うだろうか。
50代女性(管理・事務職)が会社を辞めようと思ったのは「上司が変わると今までの雇用条件も変わった前例を聞いたとき」だったという。
「頑張って昇給したとしても、上司が変われば賃金や今までついていた社会保険まで、無くなった前例があった、と聞いた時に『ここで長く勤める意味があるのか?』と思った」
一方的な変更は無効になるはずだ。女性は聞いただけのようだが、話だけでも雇用の安定が脅かされると不安になったのだろう。(文:林加奈)
勤務中にマイカーで事故、相手方が怪我をして入院。すると会社は…
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中にはすでに退職したという人もいる。60代男性(販売・サービス職)は以前、ある住宅メーカーに勤めていたが、こんな出来事があり退職を決意した。
「外回りは自分の車を使用するようになっていたのですが、事故を起こし、相手方がけがをして入院。勤務中だったのですが事故対応はすべて個人でやれとの本社の指示。これを機に会社への不信感が募り辞めさせてもらいました」
会社が男性にマイカーで業務するよう指示もしくは黙認していたとすると、男性一人に負わせるという判断はおかしいだろう。
福祉施設に勤務する60代女性(販売・サービス職)は、職場に「全く仕事ができない管理者」がいるらしく、仕事を女性に振ってくるという。
「管理者命令ですからもちろん仕事しますが、経営者が『管理者に仕事を振ったのになぜお前がするんだ』と言われあきれました。仕事中にスマホゲームもしてます。資格は全く所持していません。直ぐにキレますし」
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管理者と経営者の行き違いに巻き込まれた女性。最終的には「退職届を提出しました」とも明かしていた。
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