能登豪雨 生存率下がる「発生から72時間」に 続く捜索活動

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2024年09月24日 19:45  毎日新聞

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1階部分が土砂で埋まった寺院に捜索に入る消防の救助隊員ら=石川県珠洲市大谷町で2024年9月24日午前9時40分、稲生陽撮影

 石川県の能登半島北部などを襲った豪雨は24日、災害発生の21日から3日が過ぎ、生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」が経過した。同県輪島市や珠洲市内では、安否不明者などの捜索活動が続いた。また、県は24日、両市と能登町で少なくとも300人超が孤立集落に取り残されていると発表。輪島市門前町で孤立している七浦(しつら)地区では、ヘリによる住民の救助活動が始まった。地元住民によると、市側は門前町中心部の小学校を1次避難所とする案を示したという。今後、ヘリなどによる救出活動が本格化するとみられる。【深尾昭寛、国本ようこ、阿部弘賢】



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